「ねぇ・・・知ってる・・・?」
妻は、足の間に立つ俺を、ソファーに座ったままの姿勢で見上げながら言った。
「わたし・・・風俗嬢になったの・・・」
うぅぅ・・・
妻を見下ろす俺。
なのに知っていたはずの事実に心臓が止まりそうになる。
「ねぇ・・・わかる?・・・知らない男が私を買うの・・・」
その表情は笑顔で、卑猥で、妖しく澱んでいた。
「オチンチンを・・・」
そう言って、少し俺を見上げる。
「チンポをね・・・コンドームなんて使わないって・・・私に妊娠しろ・・・妊めって・・・」
妻は楽しそうにチンポを扱きながら、チンポの先に垂れた俺の汁に舌を這わせた。
「わたし、あの男の名前もわからない・・・」
妻は俺のチンポを扱きながら、先から出る汁に舌を伸ばす。
「ねぇ・・・」
俺はすでに射精しそうになっている。
けれど、見下ろした妻は違った。
「・・・」
泣きそうな幼少に見えた。
「・・・」
無言の妻の意図は、すぐにはわからなかった。
「これで・・・いい?」
俺は、その言葉の意味がすぐには理解できなかった。
けれど・・・・・・
「これで・・・いまより・・・好きになってくれる?」
あぁ
そうか
小学生の時に
中学の部活で
高校の進学理由で
・・・俺が言った言葉の数々
妻の涙を見て、妻の思う悩みを、妻の抱えていた悩みを知り、理解した気がした。
そうか、全て俺が・・・
俺は、俺の精液をまだ飲み込んでいない妻の口にキスした。
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