「気持ちいいか?」
「もっと欲しいか?」
「早く出して欲しいんだろ?」
妻がさらに2回も絶頂した後も、ピストンは緩やかに続いている。
男の言葉しか聞こえないが、妻が頷いているのは揺れる髪を見ていればわかった。
少なくとも今のこの瞬間、妻の中には快楽以外ないのだろう。
快楽を与えるこの男こそが全てなのだろう。
そんな確信が心に浮かんだ。
「妊娠しろよ・・・流し込んでやるぞ・・・」
男がゆっくりと体を起こした。
妻の汗まみれに濡れた体が見える。
ズレたアイマスクから左目が出てしまっていることすら気にするそぶりもなく、卑猥な笑顔で「うれしい」と言った。
男のピストンが強まっていく。
妻が体を反り、最初と同じように男の覗く窓に向く。
喘ぎ声をあげる妻が俺を・・・窓から覗く男を見つけた。
驚いて身を隠した。
けれどすぐに覗き込んだ。
妻が怖がり、男が出てきたら逃げなければいけない。
けれど窓から見えた光景は、激しくピストンする男と快楽に喘ぐ妻だった。
妻は明らかに窓から覗く男を認識し、誘うように笑顔をこちらに向けていた。
そうして言葉を続けていく。
男に向けて・・・そして俺・・・いや「次の男に向けて・・・
アッ・・・あぁっ・・・出してっ・・・
ぁぁあぁっ・・・精液出してっ・・・
おねがい・・・私の中に・・・ァアッ・・・
わたし・・・アァッ・・・妊娠させてっ!
男が右手で妻の腰を押さえつけ、左手で胸を鷲掴みにして引き寄せながら呻き声をあげる。
ドンッ・・・ドンッ・・・ドンッ・・・と強いピストンの後、体をビクッと痙攣させた。
ビクッ・・・ビクッ・・・ビクッ・・・
・・アッ・・・アァッ・・・アァッ・・・
妻は肩で息をする男の頭に手を伸ばした。
男は妻の唇に舌を入れていった。
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