妻を変えた最初の男。
妻曰く、初めて女の悦びを知った男。
自分が女である事を理解させてくれた男。
女として存在する理由を教え込んでくれた男。
今でもおそらく心酔している相手である杉本。
そんな杉本と同じ・・・いや、杉本もりも太く長いかもしれないチンポが垂れていた。
上気した顔のまま愛おしそうにソレを見つめる妻は、心から喜んでいるとわかる笑顔になる。
杉本と同じような、妻の手首ほどありそうな黒い棒。
カリから先は卑猥な赤紫で、マダラに黒い色が澱んでいる。
全体的に使い込まれた色をしていた。
ただ一番の違いは、その形だった。
杉本のチンポを見たときに受けた印象は【ペットボトル】だった。
それは黒く、太く、長い・・・ファンタのペットボトルを連想させた。
しかし、今、妻の目の前に垂れ下がる・・・妻が見つめているソレは【凶器】とゆう印象を受けた。
杉本との一番の違い・・・それは棒の所々にある突起・・・イボだ。
亀頭の上に、裏筋の途中に、左に、右下に、おそらく10個ははめ込まれている。
女を狂わせるために、殺すために改造されたイボを持つチンポ。
俺には棍棒にしか見えなかった。
クチュッ
妻は手を使わずに首を、屈めてチンポの先にキスをした。
両手は男の膝についたまま、何度も何度もキスをして、ようやくその亀頭を口に含んでいく。
クチュッ・・・クチュッ・・・グチュッ・・・クチュッ・・・
へへへへ
とトレーナー男は笑う。
「スゲェだろ?アニキのチンポ・・・」
妻を覗き込みながら嬉しそうに、誇らしそうに笑っている。
「コレ、突っ込まれたら戻れねぇぞ・・・わかるだろ?」
クチュッ・・・クチュッ・・・クチュッ・・・
「嵌め狂い・・・狂い死にするぞ・・・へへへへ」
「わかるか?・・・もう逃げらんねぇぞ・・・」
妻はもう俺を見ていない。
目を閉じたまま、チンポを咥えた頭を前後に動かしながら、ゆっくりと頷いた。
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