妻は黒いアイマスクだけの姿で、洋式の便器に浅く腰掛けていた。
縛られていないのに足を開き、両手を頭の後ろで組んでタンクに背を預けている。
アイマスクをしていてもわかる通った鼻筋。
真面目な性格を表したようなアゴのライン。
赤い口紅が引かれた唇は、少しだらしなく開いている。
その唇が興奮しきった熱い息を吐くたびに、白い大きな乳房が上下していた。
あ・・・んっ・・・ぁ・・・ぁ・・・
興奮しているのか、恐怖か、、、妻の口からは小さく声が漏れていた。
そしてそれが興奮だと、欲情だと証明するかのように、膣から溢れた愛液が便器の中に滴り落ちていた。
どのくらいそうしていただろうか。
俺は妻の上下する胸を見つめ、滴り落ちる愛液を眺めた。
ズボンの中では、触れてもいないのに今にも射精しそうになっていた。
けれど遠くから聞こえた足音に、その空間から逃げだした。
外に出た俺は隠れる場所を探し、無意識のまま公衆便所の裏に回った。
壁に背をつき、ようやく止めていた息を吐く。
吹き出た汗を不快にも思わず、ようやく息がおさまりかける頃、足音が公衆便所の中に入っていった。
俺は自分の頭上にある換気用の窓を見つめた。
苦労して台になるものを探し、木の箱を重ね、ようやく窓から中を覗き込んだ。
1つ目の窓はどうやっても中が覗き込めず、俺は小屋の横側、妻のいるブースの左側にある窓を見つけた。
木箱を運び、また積みあげる。
もどかしくて焦り続けた俺が最初に見たのは、妻に口づけをする中年男の姿だった。
上から覗き込んでいるので男の顔は見えない。
けれど男の顔は妻の顔の前で揺れている。
クチュクチュと響く音が唾液を交換しあうような卑猥なキスを俺に連想させた。
男が体をおこし妻の口から離れる。
タンクに背を預けた妻の体が見えてくる。
とたんに妻が喘ぎはじめる。
キスをやめた男の右手が妻の両足の間に刺さり、乱暴に左右に動いていた。
「ほら言え!ガマンできなかったんだろう?」
妻の声は聞こえない。
けれど何かを答えている。
男の言葉が続いていく。
「チンポ狂いが・・・」
「犯して欲しいか?」
へっへっへ・・・と、満足そうに笑いながら。
乱暴に妻の膣に刺した指をピストンしながら。
「ほら、もっと言え・・・言ってみろ!」
ぁぁあぁっ!
大きく喘ぎ背を反った妻は、そのアイマスクに塞がれた目を俺が覗く窓に向けて叫ぶ。
「お願いします・・・アァッ・・・犯してください!!」
激しくなる男の指の動きに喘ぎながら、男に求められた通りに叫ぶ。
「オチンチン・・・チンポ・・・ぁぁあぁっ・・・チンポください・・・妊娠させてっ!」
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