「こんど、紹介してくれないかな」
俺はいつもの飲み会の場で3人に言った。
「次の水曜・・・個室でも予約しておくからさ」
3人は顔を見合わせ「まぁいいか」と言った。
拒否される可能性も考えていたので、まだその日でもないのに達成感を感じ、俺は無言で頷いた。
「こんど、新しい男を紹介する」
3人はいつもの雑居ビルの一室で私に言った。
「次の水曜、時間あけとけよ」
見上げると3人が笑いながら「わかったな?」と言葉を繋げた。
私に拒否する選択肢はなく、ただ無言で頷いた。
妻はどんな顔をするだろう。
どんな反応をするだろう。
そんな事を考え、想像しただけで胸が締め付けられた。
バレない程度には抑えてくれるだろうか。
それとも取り乱し、逃げるだろうか。
新しい男はどんな目で私をみるのだろう。
どんな反応をするだろう。
そんな事を考え、想像しただけで胸が締め付けられた。
欲望を抑えてくれるだろうか。
それとも取り乱し、襲いかかってくるだろうか。
その日が来るまで、毎日ドキドキしていた。
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