「あれ?ちょっと早かったかな?」
マンションの屋上を歩く山崎が呟く。
鍵を持ってる自分達しか入ってこないように鉄の扉にしっかりと施錠し、大きな受水タンクを回り込んだ先。
そこにはコンクリートの壁に手を突き腰を突き出す優子と、優子の腰を掴んで腰を振る50歳くらいの男がいた。
男は左手を優子の肩にかけ、右手で腰を掴んでピストンしている。
男の腰が突き出されパン、パン、パン、パン、と音が響くたびに、優子が小さく「うっ、うっ、うっ、うっ、」と呻いていた。
「あぁ、山崎さん」
男はピストンを止めずに顔だけで振り返って山崎に話しかける。
「こんちは」と挨拶を返した山崎は、一瞬だけ優子に向けた視線を戻し「ちょっと早かったかな?」と声をかけた。
「いやぁ、そうでもないですよ」
パン、パン、パン、パン、とピストンの速さは変わらず続いている。
「今日はちょっと、たっぷりと舐めさせたんで・・・」
肩にかけていた左手を優子の胸に伸ばし、大きく円を描くような動きで乳房を揉む。
よく見るとブラウスのボタンは全て外され、ブラはホックを外さずに上にズリ上げられていた。
「もう終わりますよ。しかし相変わらず具合の良いマンコですねぇ」
「わかるよ。けっこう名器だよな、コイツのマンコ」
「ホントホント。で、底なしの淫乱で口や舌も絶品なんだから。感謝してますよ山崎さん」
そこには優子への気遣いは微塵もなかった。
成人としての、女としての尊厳すらなにも。
「それにしても、アンタもなかなかの好きモノだよな」
「いやいやお恥ずかしい」
男の声色は変わらない。
しかし、本心はバカにされた事に不快らしく、優子を掴む手の力が強くなる。
「いい歳だってのは自覚してるんですけどねぇ・・・どうもコッチは治まる気配が無いんですよねぇ」
男はズリ落ちてきたスカートを器用に右手だけで捲り上げ、露出しきった白い尻肉をペチペチと叩く。
優子は手の力が尽きたのか、与えられる快楽に屈服したのか・・・男のピストンのたびに顔が壁に押し付けられていた。
うっ、うっ、うっ、、、んっ、、、ぁ、、、あっ、、、、あっ、、、あっ、あっ、アァッ、、、
「お、良い声だしはじめたじゃないの」
「ったく、お前はホントにインランだな」
山崎は優子の横に立ち、ピストンのたびに揺れている乳房に手を伸ばす。
乳首を摘み、捻りながら引っ張る。
ァアッッ!!
俯いたまま痛みの声を上げ首を振る優子を無視して2人の雑談は続く。
「私のテクを褒めてくださいよ」
「はっは、何言ってんの」
「いやいや、最近は皆さんの言ってた「玩具の使い方」っての、ちゃんと練習してるんですから」
「まったく・・・淫乱女にやるのは「練習」とは言わないよ」
山崎が乳首を抓るたびに、摘んだまま捻るたびに、優子は痛みの声を上げていた。
けれどその声にはだんだんと悦びの色が混ざっていき、やがては塗りつぶしていく。
その変化は、もちろん2人の男にも伝わる。
痛みにさえ悦びの声を上げる弱いメスに、オスの加虐心が煽られる。
腰を掴む手の力は強くなりピストンはより乱暴に、乳首を抓る指の強さはより強くなっていく。
「おっと・・・そろそろ射精しちゃうかな」
山崎は答えず、無言で乳首を抓り引っ張っている。
「ほら、出しますよ」
射精直前の情けない声色でそう言って、男は背を反るように腰を強く突き出す。
うっ、うっ、と言いながら何度か体を痙攣させる。
男がようやく腰を掴む手を離すと、優子は壁にもたれかかったままズルズルと床に落ちていった。
※元投稿はこちら >>