「ほら、コレ」
今度は山崎が自分の携帯を見せてきた。
川口も俺と同じように覗き込む。
画面には公衆トイレが写っていた。
開いたままの青い扉の中には、黒いアイマスクをつけ赤いロープで縛られた全裸の妻が写っていた。
「ようやくだよな」
「あぁやっと諦めた」
川口は嬉しそうに山崎と話す。
そうしてスライドされた3枚目の画像には、3人とはあきらかに違う中年男の背中が写っていた。
膝までズリ落ちたジーンズ。
ボサボサの髪の毛。
Tシャツを捲り上げた男の体の左右から妻の足が伸びていた。
男は妻の体に射精したのだろう。
次の画像では精液の筋が3本、腹から右の胸に伸びている。
次はグレーのスーツを着た男だった。
どの男も顔はわからない。
妻の顔はたまに写っている。
苦しそうに、気持ちよさそうに歪んだ表情。
3人目の無精髭の男は、執拗に妻にキスをしたようだ。
そして膣から白い精液が溢れる光景が映し出される。
4人目と5人目は学生のような若い男に見えた。
「いったい・・・なんにんが・・・?」
「7人だよ」
「で、なんでか9発!」
どこが面白いのかはわからなかったが、あはははと全員が笑った。
「いや、旦那を合わせて経験人数3人って言ってたからさ」
「あ、優子が結婚してるって、前に言ったよな?」
「で俺たち4人合わせて経験人数7人だからさ」
「経験人数、1晩で倍にしてやろうって」
「1人目に挿入された時は泣いてたよ」
「3人目くらいから、あ、そうそうこのオッサン」
「このオッサンにいかされてた」
「まぁけっこう長持ちしたしな」
「しつこいセックスだった」
「で、一回いかされたら、いつもみたいに淫乱」
地獄のような内容だった。
公衆便所の床に四つん這いになった妻は、2人の尻の穴に舌を這わせ、3人の小便を浴び、6回の射精を膣に、1回を口に、2回を胸に受け止めていた。
小便に濡れた体のまま、小便器に抱きついて自分を「便器です」と言わされたそうだ。
キスをし、舌を便器の内側に這わせながら、笑う男たちに囲まれて何度も何度も。
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