寝室に入り、布団の上へと座った加寿代さんだったが、まだどこか現状を理解出来ずにいました。『今からセックスをする。』という実感が湧かないのです。
距離を詰められ、立ったままに服を脱いでいく佑子さんを見ても、『なにしてるのだろう?』とぼんやり思ってもしまいます。
『相手が服を脱ぎ始めたから…。』、たったそれだけの理由で彼女も着ていた割烹着を外し、服を脱ぎ始めました。
しかし、先に下着になった彼女から、『うれしいです。私、奥さんのこと好きでしたから。』と言われ、ようやく物事の理解を始めます。
最初に気になったのは、その距離。詰めてきていた彼女の距離は、『自分を逃がすつもりはない。』というそんな距離だと感じさせるのです。
佑子さんが躊躇いもなく、ブラジャーを外します。それを見た彼女は、『大きな胸…。』と感じました。
そして、12歳も年下の48歳の彼女の肌を『きれい。』だとも思ってしまうのです。
『奥さん、脱がせましょうか?』、彼女に聞かれ、それは断ります。『自分は年上。しっかりしないと。』いう意識が拒んだのです。
隣で立っていた佑子さんが腰を屈めて、パンティーを降ろし始めました。加寿代さんの目にはその股間が見え、彼女にはある疑問が浮かびます。
『どうして、何もついてないの?』、下着を脱いだ相手の股間には何もなく、それを不自然に感じてしまいました。
そこで全てを理解するのです。『この人は女性。私が誘われたのは女性。何をしていいのかも分からない。』と一気に不安がよぎります。
躊躇いたくはありませんでした。自分が年上だけに、余計にそんな姿は見せたくはありません。しかし、明らかに相手よりも服は脱げておらず、焦ります。
加寿代さんはブラジャーを外しました。見た目にも佑子さんよりも垂れた乳房を晒し、恥ずかしさが込み上げました。
そんな彼女に、『奥さんのおっばいきれい。』と言われ、少しだけ気が紛れます。残ったパンティーに手を掛けた時、加寿代さんは顔に重さを感じます。
佑子さんの手に顔ごと抱えられ、唇を奪われてしまったからです。数年ぶりの人肌の唇。それは、いつもオナニーでやっている指へキスとは感触が違います。
唇はちゃんと濡れ、あの柔らかさがあったのです。
『これ、女の唇っ!』
加寿代さんの唇がそう拒絶をしました。同性ですから、余計に分かります。
しかし、佑子さんの手が脱ぎかけたパンティーに入ると、彼女の身体はそれを許してしまうのです。
佑子の手は、加寿代さんのオマンコを責め始めていました。『時間があまりない。』と分かっているだけに、その気にさせることを優先させています。
舌を出しても絡ませては来ない奥さんの唇に、『やめた~。』と別れを告げ、パンティーを掴んでしまうのです。
『奥さんの見せて~。全部見せて~。』
膝立ちをしていた加寿代さんの股間からパンティーが下げられ、布団までの30㎝が落ちます。他人の前で股間を見せるのも数年ぶりです。
そのパンティーを頭に被るように、仰向けに倒れた佑子は加寿代さんの股間の下へと頭を入れます。そして太股を両手で掴むと、クンニを始めるのです。
加寿代さんのオマンコが他人の舌で汚されて行きます。望んだ形ではないかも知れませんが、彼女のアソコはハッキリと濡れ始めてしまいます。
快感で腰があがり、支えるのも大変になる身体を手をついて支えました。そこは、佑子さんのお腹。彼女は、佑子のお腹に手を置いたのです。
『奥さん、舐めて~!私のも舐めて~!』
佑子が叫びました。言われた加寿代さんは身体と首を延ばして、目の前の女性器覗き込みます。真っ黒な陰毛の奥にそれはありました。
陰毛の湿りで、佑子さんの股間の様子が想像出来ます。彼女も濡れているのです。
しかし、そこまででした。やはり、加寿代さんには女性の性器に口をつけることは出来なかったのです。彼女は『女』なのです。
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