しばらくたって目覚ました。
ちょうど夕方だった。
「〇〇さんお目覚めですか。
昨日は、飲み過ぎてぐっすりだったね(^-^*)」って言われた。
あれぇ?
良枝さんは、普通です。
「〇〇君は、しばらくうちで療養しなさい。
身の回りの世話は、良枝が全てしてくれる。」って言われた。
「後で説明するよ。」って旦那さんが小声でも、話した。
「なんだかかわいい息子が、出来たみたいですねぇ
(*^▽^*)
私の長年の夢みたいですよ。
ねぇあなた〇〇さんを、養子にしない?」って発言する。
旦那さんと僕は、「きたぁーぁ」って、お互いに顔を見てしまった。
「まあまあ、〇〇君は、怪我?病気?
しばらく当家で大切に預かるんだ。
よろしい頼むよヾ(´∀`ヾ)」ってやんわりとかわした。
「今日は、お刺身のお造りでーす。」って大皿にたくさんです。
「これは凄いなあ、〇〇君たくさん食べてくれ。」って言われた。
「あっ、はあぁ。」って、美咲さんを思い出してしまった。
「〇〇ちゃんママが、お魚さんの骨取ってあげますねぇ。
お魚さんも、食べないとパパみたいに大きくなれませんよヾ(´∀`ヾ)」って、また変わる。
僕の横にベッタリの母親になっちゃた?
唖然として、ご飯を落とした。
旦那さんが、「おいしっかりしなさい。」って怒る。
耳元では、「すまん、合わせてくれ。」って言われた。
「もうパパぁ。(*`Д´)ノ!!!
まだ〇〇ちゃんは、やっと箸使える様になったばかりですよ。
そんなに厳しく怒ってはだめですよ。
まだスプーンの方が良いかなぁ?」って台所に行く。
旦那さんは、「いろいろあってね、しばらく赤ちゃんとして甘えてくれ。」って言われた。
食事が終わった。
お風呂では、良枝さんと一緒に入った。
患部を消毒してくれた。
また普通に戻る。
リビングでは、旦那さんが晩酌していました。
「おっと、〇〇君も清酒いける口だろう?」
「ハイ、大好きです。」ってふたりで飲み始めた。
「あららぁ(*^▽^*)親子で、晩酌ですか。
私も混ぜてよ。」って隣に座る。
最初に酔い始めたのが、良枝さんだった。
「〇〇さん彼女は、出来た?」って突然聞かれた。
「えっ、いやぁ、まだです。」って答えた。
「うちの大事な跡取り息子だから、変な女の子は、母さん許しませんよ。
ちゃんと私達に紹介してね。」って目付きが、またおかしいんです。
「大丈夫〇〇は、私達が、厳しく育て上げた自慢の息子だ。
心配ないよ。」って旦那も合わせる。
旦那さんと僕は、ひやひやですよ(>д<*)
「あっ、この間の年増女誰?」って聞かれた。
「えっ、誰?」ってわからない。
「母さんと同い年位の年増が、〇〇ちゃんにベッタリと凭れていた。
あのキツネは、誰ですか?」って言われた。
おそらくは、良枝さんの妄想と現実が、入り乱れているんですねぇ?
旦那さんが、「〇〇は優しい子だから酔った女性を送ってあげたんだよ。
でも間違いは起こさないよ。
その点は、厳しく育て上げただろう。
大丈夫ですよ。」って助けてくれた。
「こんなかわいい純情な青年を、年増女なんかに取られてたまるか(>д<)ノ」って怒鳴る。
旦那さんと僕は、ヤバいまたしても変な妄想で良枝さんが危ない。
旦那さんが、「そろそろ皆寝ようか。」って助けてくれた。
「〇〇ちゃん女は、怖いんですよ(>д<*)
あなたを狙ってるんですよ。
気おつけてね。」って怒鳴る。
「大丈夫ですよヾ(´∀`ヾ)
お付き合いを、始める前に、必ずお父さんとお母さんに相談します。」って演技しました。
「なんたって私のかわいい息子だからね。」って抱きついて頭撫でられた。
もう溺愛の母親みたいですよ(;´゚д゚)ゞ
コップに酒入れて、一気に飲み寝ました。
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