男の腰の動きに合わせるかのように、貴方はそれを握る手の動きを早める。男の動きにスパートがかかり、終わりが近いことを察した貴方は、一層素早くそれをしごきあげる。絶頂前の男の声と、貴方の呻き声が交錯する。二人の男の声に煽られ、私は頂点に登りつめる。。
白濁した飛沫が天に飛び散り、私は貴方が果てたことを知る。
男の戒めを解かれた私はベッドを降り、呆然と立ち尽くしている貴方にそっと近づく。
貴方の眼から雫が溢れ、ひとすじ、頬を伝い落ちる。私は両手で貴方の頬をはさみ、雫のあとを舌でたどる。
そして、塩気を含んだ唇で、貴方に最初のキスをする。。。(完)
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