これを着て。今日の衣装だ。うんと刺激的に脱がせてあげるよ。
男から手渡された黒いレースの下着を身に着け、その上からバスローブを羽織る。
赤ワインで乾杯し、ちょうど一杯飲み終えたところで、コンコン、と控えめなノックの音が響く。
男が微笑みを浮かべ、貴方を部屋に招き入れる。貴方は伏し目がちに部屋に入ると、小さな声で挨拶をする。すらっと背の高い、無駄な肉が一切ない身体。T シャツと膝下までの短パンという服装が、貴方の若さを一層強調する。
少し長めの前髪が貴方の表情を隠すことに成功していて、貴方の感情を読み取ることはできない。
男はベッドの後方に置かれたソファーを貴方にすすめ、ワインをたたえたグラスを手渡す。
おずおずと貴方がワインに口をつける。それを合図に、男は私の背後からバスローブに手をかける。
ゆっくりゆっくり焦らすようにローブの紐をほどき、前をはだけていく。私の身体は貴方に対峙させながら、私の顎を振り向かせ、口移しで、ワインを注ぎこむ。
口元から溢れたワインを、舌でゆっくり舐めあげながら、男は時折貴方に視線を送る。
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