当日の13時30分、私は男とホテルのロビーで待ち合わせる。久しぶりに会った男は、高級ホテルのロビーに相応しい上品な装いと、唇の端にほん少しだけ、いやらしさを漂わせた微笑を浮かべ、私を迎える。
エレベーターの中で、男が私の耳元に唇を近づけ、そっと囁く。
くらげは、悪い女だ。。淫乱。。。
そのまま耳朶にそっと歯を立てる。
「502」
部屋に入ると、私は貴方に数字だけのメールを送る。この部屋のルームナンバー。貴方からの返事は、やはりない。
男と二人、シャワーを浴びる。
まだ君に触れないよ。
ショーを始めるのはお客が来てからだ。
指一本触れられてないのに、男の視線に晒され、私の身体は、奥の方から熱を帯び、じゅんと潤ってしまう。。。
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