さっそくの新作、堪能させて頂きました。
前回の作品もそうでしたが、くらげさんの書かれるお話は静かに燃え上がるような性的な官能を感じます。
今作は特に複数プレイ的な内容ですが、退廃的でどこか上品な雰囲気があり、昭和文学で言う所の谷崎潤一郎作品のような妖艶さを感じさせて頂きました。
これはごく個人的な意見なのですが、もう少し言葉のチョイスを考えた方がいいのではないかなぁと思った箇所がありました。特に気になったのは「硬い武器」、「私に砲弾を浴びせ」あたりでしょうか。
双方ともペニス周りの表現ですが、やや武骨というかゴツイイメージすぎるかなぁと思いました。
例えば「血管が浮き上がるほど反り返った剛直」とか「私に熱く滾る欲望の残滓を浴びせ」みたいに言葉なら、イメージがより沸きやすいのではないかなぁと思いました。これは自分が男なので、男性よりのイメージになってしまっているかとは思いますが、個人的には分かりやすくなっているのではないかと感じます。
長々と偉そうにすみません。また次回作もくらげさんの素敵な作品を期待しています!
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