唇と乳首を支配され、快感に息絶え絶えになっている私の耳元に、また知らない男の声が響く。「こんな無機質な機械で外側ばかりなぶられて可哀想に。。。奥がすっかりお留守になってる。」
溢れ出す滴を舐める小動物のように、男の指先が私のひだの周りを蠢き、滴に十分馴染んだところでぐっと奥まで差し込まれる。くの字に曲げられた男の指は、容赦なく私の肉壁を押し上げ、僅かに残っていた理性の砦を、大量の潮と共に押し流してしまう。。。
自分の海に溺れそうになるころ、やっと貴方に声をかけられる。
「楽園の中にいる?でも、まだ入口だよ。この先がメインエリアだ。最初は僕が案内するよ。しっかり見て。。」
貴方は私の眼を覆っていた布を取り除く。
そっと眼を開けると、私は複数の男たちに取り囲まれていることを思い知る。男たちは唇や片方の手で思い思いに私の身体を愛撫し、もう片方の手で下半身にそそり立つ、硬い武器の準備に余念がない。その強烈な絵に私は目が眩みそうになる。
貴方は私の足元に回り、最初の一撃を私に撃ち込む。膣奥に蠢いていた男の指より、はるかに太くて硬いそれは、更に強い快感を私に刻みこむ。私の脳裏には、極彩色の光が弾け、私は断末魔の叫びをあげる。男たちは代わる代わる私に砲弾を浴びせ、私は死にも似た瞬間を何度も迎える。果てしなく続く快楽の地獄、私は確かに「楽園」の中にいる。。。(完)
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