いつもの黒田製作所の朝。
セックスをしてしまったアキオとは少しぎこちなく挨拶しながら、いつも通り彩子の事務服から溢れる胸の谷間を覗かれるだけだった。(アキオくん、身体を見る態度が少し露骨だったかな)彩子はそれでも平静を装っていた。
今日の彩子は、それどころではなかった。
午前中、黒田製作所の事務所から見える作業場、忙しく働く従業員の姿を気にかけながら、彩子は黒田社長に話しかけた。
「社長、ちょっとお話しがあるんですが」
「ん、なにかな」
黒田社長はパソコンから顔を上げ、脂ぎった顔を彩子に向けた。彩子は人目を気にしながら、
「あの、、少しお金を用立てて頂きたくて」
黒田は内心来たなと思った。この機会を待っていた、中川彩子の方から声を掛けて来ると核心していたからだ。
「まあ、そっちのソファーに座りなさい」
黒田社長に言われ彩子はソファーに座った。巻きスカートの裾が割れむっちりした太股が露になっていた。
「15万、用立てて頂きたくて」
アナルセックスまで強要され、身体を弄ばれた男に頼み事をするなど絶対にしてはいけないことなのに。
黒田社長はニヤリと意地悪く笑い言った。
「また土曜日だね」
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