「借金で無理やり中川さんに、あんなこと。黒田社長のおっさんッ」
「駄目、そんな風に言わないで。」
彩子はアキオの手を握りしめ言った。
「お金を貸して頂いたことには感謝してるの。それに返却を迫られたら私困るから」
アキオは彩子に手を握られドキドキした。腕に乳房が寄せられ谷間が出来ていた。
「それに、」
彩子は続けて告白した。涙が溢れ心に隠していた感情が止まらなかった。
「私、セックスに飢えているの」
「え、だって中川さん旦那さん居るだろ」
また涙が溢れた。
「夫は店のことで頭が一杯。この間一年ぶりに酔ってセックスしただけ。だから、私」彩子は崩れるようにアキオに寄りかかった。甘い香水の匂いにアキオは興奮した。
「死ぬほど恥ずかしいのに、社長の変態な愛撫にさえ身体が感じてしまうの。アキオくんには判らないけど、私の身体は淫乱に改造されて」
アキオは堪らず彩子を抱きしめた。
「ぼ僕、中川さんが好きっス」
「何言ってるの。私なんてアキオくんより20才近く歳上なのよ、」
「中川さん、美人で優しくて上品で、スタイルすげーし」
アキオの腕の中で彩子は力が抜けていった。誰かにすがりたい、この身体の疼きを癒されたい。
いけない行為と感じながら彩子はアキオを見つめ、
「キスして。アキオくん」
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