「中川さん、ちょっとここの数字だけど」
黒田社長は言いながら彩子の横に立った。
座った彩子を見下ろすと乳房の谷間がよく見えた。
「さっきのデータ開いてみて」
「はい」
中川彩子は黒田社長の言うデータをパソコンに開いた。
黒田は屈んで彩子のパソコンを指さしながら、
「ここの数字、先月のままだね」
「あっ、すみません。すぐ修整します」
彩子は言うと、パソコンを打ち始めた。
(甘い人妻の匂いがするな)
黒田は彩子の髪の匂いを嗅ぎながら、さりげなく膝に手を置いた。
「あっ」
彩子がピクリと身を緊張させた。
(やだ、まただわ)彩子は警戒しながら思った。最近黒田社長が時々身体を触ってきていた。始めはきつく拒否していたが、触る度に借りているお金を言われ我慢するようになっていた。
「そうそう、今月は売上伸びてるから」
黒田社長は言いながら、彩子の膝に乗せた手を太股に滑らせた。
「あっ、ちょっと社長。困ります」
スカートの裾を掴み押さえる彩子。
黒田は構わず巻きスカートの割れ目からさらに手を挿し込み彩子の太股を撫でた。
(いい手触りだ、柔らかい)
彩子の太股の感触を楽しみながら黒田は、
「私の気持ちは判っているだろ」
「あの、こんなことホントに困ります」
彩子に窓の向こうに見える作業場をチラリと見ながら言った。作業場では工員が働いており、彩子が気付かれるかと気になった。
(もうひと押しか)
黒田は思いながら、「土曜日、出勤して下さい」と告げて自分の席に戻った。
(土曜日って確か聞こえたな)
事務所は工場の横にある空き地にも窓があり、アキオは製品を車に積み込む間に彩子を覗いていた。
いつもの社長のセクハラで身体を触られている彩子と、困っている彩子の表情がエロかった。
(土曜日、何かな)
アキオは思いながら作業に戻った。
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