彩子は自転車を押し家路についた。
三万円は鞄に入れていた。
口の中に残る黒田社長の精子の味、汗だくになった身体からは不快な臭いが漂い、なによりお尻の穴に鈍痛が消えなかった。
(アナルセックスなんて)
強引に挿入されたとはいえ、感じてしまった。
自転車に跨がった時、肛門が裂けるような痛みに堪えきれず降りて歩いた。歩いていても、ピリピリと痛みは持続していた。
「牝犬、」
黒田社長が言ったように、快楽で自らの身体が改造されていく不安を彩子は感じた。
黒田は彩子を帰宅させ、一人で事務所に座りタバコを吹かした。
「あの女、いい具合に仕上がってきた」
抵抗感が下がり、変態な行為を受け入れ興奮している。まだ彩子のマ○コには挿入していない。
「暫く放置してやろう。そうすれば中川の女体は自然と熟れてセックスに飢えてくるだろう」
黒田は、セックスに飢えて苦しむ彩子を想像し勃起した。
事務所の裏手に置いた段ボールから、アキオはゆっくり這い出てきた。ソッと事務所の中を覗く。
(社長はまだ居るな)
アキオは四つん這いになり軽自動車のバンの横に隠れ工場から出た。彩子が排泄し埋めた穴に足跡を残さないように気を付けた。
少し離れたコンビニに止めた原付に乗り、一人暮らしのアパートの部屋に戻った。
スマホを操作し動画を再生した。
段ボールの隙間から丸裸の彩子が映っていた。
アキオはズボンを下ろし、ずっと勃起したままのチ○ポをしごいた。
「ああ、すげえ。あの二人すげえ不倫してる」
真面目な人妻だと思っていた彩子に裏切られた憎しみ、同時に淫らに狂う人妻への憧れ。
「犯りたい、中川」
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