生臭くドロリとした中にゼリー状の固まりがある精子を、彩子は舌の上で転がし飲み込んだ。
(美味しい、社長の精子)
彩子は膝から崩れ地面に倒れ込んだ。
汗でびっしょり濡れ光る肌、張り付く髮。
「色っぽい身体だ中川。さあ、このスコップで穴を埋めろ」黒田は彩子にスコップを渡した。
黒田に首輪のリードを引かれると、彩子はヨロヨロ立ち上がりスコップを取った。
(あぁ、恥ずかしい)
穴の中には排泄したウ○コが溜まっていた。
「さあ、自分で出した糞だ」
黒田に言われ、顔をしかめながら彩子は穴の横に盛った土で埋めていった。
事務所の裏手、段ボール箱の中に身を潜めたアキオは彩子の狂った姿に震えていた。
(あの中川さんが、)
目の前で排泄した彩子の姿が信じられなかった。
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