(暑っちいなあ)
アキオは堪らず工場の裏手から四つん這いで這い出ると、窓に向かった。工場の事務所は空き地側にも窓があった。ただ、窓の3分の1は部屋に置かれたキャビネットで塞がれている。
(見えるかな)
アキオはスマホのカメラを起動させた。
盗撮用に音は鳴らないような裏改造したスマホだ。窓の端からゆっくりとレンズだけを出した。
「えっ!ヤバ」
思わず声を上げそうになり堪えた。
少し離れたソファーに座る二人。
黒田社長の背中越しに、胸元がはだけた彩子の白い乳房が見える。
(べ、ベロチューして、あれセックスじゃん)
アキオは固く勃起した。
ヌチュ、ヌチュ、レロレロ、チュヌチュ、、
舌の絡み合う濡れた音が事務所に響く。
「んん、んぐ、あ、あん、、」
彩子は一旦舌を受け入れてしまい、噛む訳にもいかず黒田社長とディープキスをした。
久しぶりのキスに痺れるような快感を感じた。
唇の端から涎が落ち、彩子は指先でそれを拭った。
(上品な仕草だな、こんなにエロい女のクセに)
黒田は思いながら、ようやく唇を離した。
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