(いい匂いだ)
緊張した彩子から甘い人妻の香水が漂っていた。
ブラウスにパンパンに詰め込まれた巨乳の膨らみに、黒田は早くも勃起してきた。
盛り上がる股関を隠そうともせず、
「58万、返せるあてはあるのかい」
「夫の店が立ち直れば、すぐにでも」
彩子は黒田社長を見つめ言った。
(堪らんなあ、美魔女だな)
黒田は思いながら、
「旦那は輸入家具の店を経営してるんだな、知ってるよ。その旦那は借金のこと知ってるのかい」
「はっ」
黒田の言うとおり借金のことは、夫の誠二は知らなかった。
黒田はニヤリと笑い、巻きスカートから覗く膝に手を乗せた。彩子はサッとスカートの裾を掴み押さえた。
黒田は彩子の背中から手を伸ばせ、わき腹に置いた。
彩子の身体がビクッと強張った。
「身体を使え。中川さんなら一回二万出そう」
「い、いや。そんなこと、、」
「それなら借金を返してもらおうか、借金を」
黒田はわざと何度も借金と繰り返し彩子を責めた。
膝に乗せた手を、強引に太股まで差し込むと撫でた。
(いや、こんなこと駄目)
彩子は思った。黒田は彩子のわき腹に置いた手を胸に上げた。胸の丸いラインを手ですくい持ち上げた。
「いや、いやです」
身を捩り抵抗する彩子。
しかし気持ちに反して身体は緊張しながらも敏感になっていた。
(セックスに飢えている)
彩子は自分の身体を恥ずかしく思った。
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