ある日に帰宅すると玄関には、見られない女性の靴がありました。
出迎えの正美さんも、いつもは抱きついてお帰りなさいのキスのお出迎えがありません。
静かにも会社のバックを、受け取ります。
「お帰りなさい。」って、テンションが低いんですよ。 ('_'?)
リビングの椅子には、くろぶちのメガネの女性が座っていました。
「お帰りなさい。
お隣の勇治さんですか?」って言われた。
「えっΣ(゚◇゚;)あなたは、どなた様ですか?」って聞きました。
「このマンションの管理人です。」って名刺を出された。
このマンションの仲介業の不動産の社員だった。
くろぶちのメガネを手で、あげる。
凄いキャリアウーマンって感じの女性です。
「実はこのマンションのオーナーさんからの依頼で、おふたりを、事務所にお連れする様に承っています。
せっかくお疲れの所には、恐縮ですがこれからオーナーさんのマンションまで、来ていただけませんか?」って言われた。
なんとなく雰囲気では、不倫の夫婦の事って、「ぴーん」ってきました。
「わかりました。行きましょう。」って、正美さんには、「ちょっと出かけるよ。」って言いました。
正美さんは、既に外出着になっているんだけども、そわそわと落ち着きがありません。
女性は、オーナーに連絡しているみたいだった。
正美さんは、僕の胸に甘えて今にも泣きそうな顔つきです。
「おふたりさんは、この部屋を出た時にはベタベタしないでくださいよ(。・`з・)ノ
マンションの住民の方々の目がありますよ。
行きましょうか。」
ってエレベーターの地下の駐車場の車に乗り込んだ。
女性社員の運転する車で、30分位ですか?
凄い高級マンションに到着しました。
エレベーターの最上階まで連れて行かれた。
オーナーの事務所の前で女性が、チャイムを鳴らす。
「どうぞお入りください。」って女性の声がしました。
「〇〇様問題のおふたりを、お連れしました。」って言いました。
「ありがとうございます。
△△さんには、残業させてごめんなさいね。
あなたは、そのまま直帰して結構よ。
お連れ様でした。」って女性社員からは車の鍵を受け取り社員は、帰された。
女性社員が、退室する事を確認してから、
オーナーさんが、僕らをソファーに座る様に手を出した。
オーナーさんが、振り返る。
正美さんが、驚きの声をあげた。
「正美お姉さん困りますよ( o´ェ`o)
同じマンションのお隣さんの青年と不倫関係は、だめですよ。
かりにも既婚者でしょう。
旦那さんと、何かあったんですか?」って聞いていました。
「沙織里さんですか?」って聞いていました。
「ハイ、早百合姉さんの妹です。
幼い頃は、お世話になりました
さっきの管理人からは、おふたりの悪い噂を、たくさん報告されましたよ。
このままだと正美さん夫婦の危機とマンションの退去をしていただく事態です。」って言われていました。
「勇治さんでしたね?
しばらくお隣の部屋にて、待っててくださる?
正美お姉さんとか二人だけにして欲しいんです。
隣の部屋には、同じ様にソファーが、あります。
そこのタバコや葉巻を吸ってかまいません。
隅っこの冷蔵庫からも、お好き飲み物も、飲んでかまいませんよ(´∀`*)
だから少し席外してください。」って言われた。
隣の部屋に、入った。
やはり豪華なお部屋だった。
冷蔵庫からは、缶コーヒーを出した。
自分のタバコを出しているタバコを、3本位吸いました。
しばらくたって、オーナーに呼ばれる。
「単刀直入に結論から言います。
勇治さんは、今週で現在のマンションのお部屋からは、退去して下さい。」
って言われた。
あわぁぁ(;´゚д゚)ゞって、予想通りに追い出される。
しばらくは、固まってしまった。
「そしてこのマンションの真下のお部屋に引っ越して下さいませんか?」って言われた。
「うぎぁヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
こんな高級マンションの家賃は、とても平社員の僕には、払えませんよ。」って言いました。
「その事ならば大丈夫ですよ(^o^)
そのお部屋は、もともとは、私の息子夫婦ののお部屋だったんですよ。
だから3LDKの夫婦のお部屋ですよ(*^▽^*)
中古物件だけども、しっかりとした作りですよ。
高級品以外の生活家具類は、そのままですよ。
直ぐ生活できる体制です。
勇治さんは、お家賃を、現在のお部屋と同額を今まで通りに払って下さいね。
公共料金は、この私の名義人だから負担はありませんよ(*^▽^*)」って言われた。
凄い条件は、あまりに僕に有利過ぎるんですよ('_'?)
それに独身の僕には、3LDKの部屋なんかいらない。
なにやら魂胆ありますよ。
「オーナーさんあまりに、むちゃくちゃですよ(≧Д≦)」って言いました。
「沙織里さんで、かまいませんよ(´∀`*)」って言われた。
沙織里さんは、まだまだ若い30歳後半位かなぁ?
まさに女盛りの真っ最中って色気ムンムンな女性です。
「沙織里さん直ちに引っ越しする事は、僕らが、現在のマンションの風紀?
乱しているので罰則ですね。
いつしかは即刻退去は、覚悟していました。
だからって、この高級マンションに、僕1人は贅沢過ぎる。
3Dkの部屋なんかいらないよ(´ヘ`;)
そんな居住は、1人では寂しくて死にそうですよ(≧Д≦)
無理です。」って言いました。
「う~ん。
正美お姉さんが、惚れちゃう気持ちわかるなぁ?
勇治さんって言いましたね(*´∀`)
あなた正直者の欲無し過ぎるよ。
誰がお一人様の部屋って言いましたか?
話しは最後まできちんと、聞いてくださいねo(^o^)o
其処には、正美お姉さんが、通い妻として同居していただきますよヾ(´∀`ヾ)」って言われた。
「えっヾ(゚д゚ )三( ゚д゚)ノ"?」って、お口あんぐりと予想外の展開だった。
「現在の正美さんのご夫婦は、セックスレスの仮面夫婦です。
私の調査では、旦那さんには年下の女の影あります。
だからといって直ぐ離婚できる環境でもありません。
だから正美お姉さんは、しばらく私の秘書になってもらいます。」って正美さんも、うなずいて聞いていました。
僕には、沙織里さんの考えてる事が、さっぱり理解できなかった。
正美さんが、「もしかしたら勇治さんだって年相応な彼女できるかも知れないでしょう?
だからその時には、私は身引きますよ(≧Д≦)
私自立できる女性に成りたいんです。
秘書は業務は、独身時代のお仕事だったんですよ
(´∀`)
だから沙織里さんと相談して、しばらくは、いろんな勉強してみたいの?
介護のお仕事とか?
お料理教室の先生とか?
私の得意分野からの経験して、可能性を試したいんです。」って、この時はしっかり者の女性の主張だった。
「だから正美お姉さんの罰則は、おふたりの公共料金を、秘書のお給料から天引きさせていただきますよ。
持ち通勤の交通費も、こちらからは負担させていただきますよ。
これは幼い頃に正美さんに、お世話になった恩返しです。
その代わりに、晴れて不倫ではあるけれども、このマンションでは、新婚夫婦として誰からも非難されない生活を手に入れられるんです。
それだけ勇治さんは、正美お姉さんにはかけがえのない男であるんですよ。」って言われた。
凄く重い宿背負った。
しかしながら、あの時の僕には、正美さんとは別れる気持なかった。
その後条件通りに、週末に引っ越ししました。
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