ひっ。。。!
大学病院で出産した友人から、分娩時に研修医にぐるりと囲まれて子供を産んだ、という武勇伝を聞いたことがある。
陣痛に耐えて、いきんでいる最中はそんなことを気にするどころではないことは想像できる。
でも、私の場合は。。。
顔がひきつり、反射的に身体を閉じようとする。でも、内診用に固定された腿を動かすこと難しい。唯一、私に出来るのは下半身を覆っているバスタオルを握りしめることだけ。それもきっと、間もなく取り除かれていまう。
「では、始めます。上村君、準備して。」
「はい。」
名前を呼ばれた学生が、普段は貴方が立つ位置に移動する。
「日曜曜日の初診から二週間経ちますので、また、周りを綺麗にしましょう。始めて。」
学生がバスタオルをお腹のあたりまで捲りあげ、「失礼します。危ないので、じっとしていてください。」と、貴方と同じ注意を私に促し、剃毛を始める。
「見ないと見学にならないぞ。もっと近くへ来なさい。」
貴方に声をかけられ、残りの二人が剃刀を持った学生の左右に立つ。息子のような若い学生の前で、大股を広げ、毛を剃られている私。。。
泣き出しそうになるが、唇を噛みしめて、必死に耐える。
上村という学生は、慣れない作業に明らかに苦戦していて、貴方よりも皮膚を押さえる力が強い。その分、思わぬところに指が触れ、むず痒いような快感が身体を走る。
学生達は皆、医療用のマスクをしていて、表情をうかがうことはできない。だが、剃刀の先を凝視する眼から、欲望を帯びた熱を感じずにはいられない。その強すぎる三人の視線に、私は目が眩みそうになる。。
だいぶ時間を費やし、作業が終わる。
この行為だけで、既に愛液が滲み出てしまっている。
「随分濡れてしまいましたね。正確に内診できるよう、少し拭っておきましょう。木村君。」
右側にいた学生が、上村と位置を変わる。
「患者さんを拭いてあげなさい。わかるね。」
「はい。」
木村と呼ばれた学生が、マスクを外す。女の子のようなピンク色の唇が、彼の若さを物語っている。
まさか。。。
そのピンクの唇が、剃刀を当てられたばかりの私のそこに近付く。
じゅるっっ。。。
音をたてて、私の秘部を吸い上げる。
べろべろと全体を舐め回し、クリトリスを舌で弾き、膣の内部に舌を差し入れようとする。貴方のそれと全く違う、荒々しい愛撫。
普段なら、腰が引けてしまうような行為にも身体が応えてしまう自分が恨めしい。
あっ。あっ、あっ。。
私が感じていることを知りながらも、貴方は
たしなめるように、声をかける。
「木村君、もう少し、ゆっくり、柔らかく。そうだ。力をいれる必要はないから。」
貴方のアドバイスを受け入れ、木村の舌の動きが変わる。襞の内側をねっとりと這い、ちろちろとクリトリスをなぶる舌に、びくんびくんと反応してしまう。
(続)
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