ショーツを脱ぎ、備え付けの籠に小さく畳んで入れる。産婦人科を受診するときは、決まって長めのスカート。そうでないと、下半身剥き出しで内診を受けることになるから。
どんなに淫乱な女でも、この内診用の電動椅子に座ることが好きな人は少ないはず。
聞こえないようため息をつきながら、椅子に座り、今は隙間なく二つ並ぶ台に、左右の腿を乗せ、スカートをたくしあげる。秘部が露にならないよう、バスタオルを膝にかけて。。。
そんな風にガードしたところで、ご準備できましたか?の声がかかった後は、椅子がウィーンと電子音を鳴らしながら高く上がり、貴方の向きに回転し、腿を乗せた台が左右に開き、下半身が剥き出しになることは分かっているのに。
たとえ、目隠しのカーテンで貴方と私が視線を合わせることがないにせよ。。。
診察のためとはいえ、照明が煌々と明るい中で、大股を開いている私。いつもの通り、羞恥心から目を閉じてその時間を耐えようとしていた私に、貴方がカーテンを開けて声をかける。
「この診察は、貴女の表情も確認する必要がありますので、カーテンは開けておきます。」
えっ?ええっ?
(続)
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