貴方は私の中からそっと指を抜くと、両の襞を拡げ、包皮を剥き出しにしたクリトリスに添うように私の手を導く。私の手が逃げないよう、上からそっと押さえこみ、ノーと言えない口調で私に命じる。
「さあ、やってごらんなさい。いつもしているように。」
私は半ば思考を麻痺させて、クリトリスに触れ始める。そこは、いつも以上に膨れていて、少し触れただけでジンジンと響く。クリトリスだけではない。膣全体が熱をもったように、ひくひくと感じやすくなっている。
「先生。。。熱いです。何だか、変。。カラダが、おかしい。」
「薬が効いてきましたね。大丈夫です。粘膜を守るために、より潤いやすくなるよう、先程塗った薬の効果が出てきてるのです。。。続けて。」
使ったことはなかったけれど、媚薬のような薬を施され、身体全体が敏感になっている。でも
貴方に見られている緊張感からか、自分の指でそこに刺激を加えても、我を忘れて没頭することが、出来ない。。。それに、普段、私は。。。
「指だけでは物足りなさそうですね。いつもは自分でする時、どうしているのですか?」
「... を、使ってます。。」
「何を?」
「... バイブです。」
蚊の鳴くような声で答える私に、貴方はそのまま続けるよう指示すると、一旦奥に移動し、棚から何かを手に戻ってくる。
「新品のバイブレーターです。殺菌処理してあります。これを使ってごらんなさい。」
貴方は自らスイッチを入れると、私にそれを握らせる。媚薬を塗り込まれ、刺激を与えられ続けた私のそこは、最後の刺激を求めて、苦しげにひくひく蠢いている。
いきたい。。もう、こんな生殺しのような気持ちの良さ。。。耐えられない。。。
私は貴方に見られている恥ずかしさを忘れ、ブルブル震えるそれを、自分の一番感じる箇所に夢中で押し当てる。
痺れるような甘い疼きが腰の奥から沸きあがり、徐々に大きな波となって私を飲み込もうとする。。。
あっ、あっ、あ~、もうすぐ。。。来る、来る。
あ、いく。、いく。。、いっちゃう。
あ~~っ!!
(続)
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