山崎は話し続けていた。
浮浪者の視線を感じながら公園の敷地に入る。
見たことのある男がニヤニヤと笑っている。
見覚えのない男も、私を見ている。
ブルーシートのテントが近づいても、山崎は私の心に刺さる言葉を続ける。
「奥さんは今日も・・・」
「今日は何人が・・・」
「また白目をむくまで何回も・・・」
その度にヒッヒッヒっと笑った。
嫌いな男の言葉に心がざわつく。
体が火照り、意識の奥で山崎の言う光景を想う。
アンタはもう、戻れないよぉ・・・
(そんなこと、わかってる・・・)
奥さんはもう、こうされないとダメな体になったんだ・・・
(そんなの、もうずっと前から・・・)
肉便器だ・・・変態だねぇ・・・
(・・・・・・)
チンポに狂って堕ちたから・・・これからは・・・
(知ったから・・・覚えたから・・・堕ちたから・・・)
もう戻れない
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