平日の昼間の道を歩いた。
朝のラッシュがとうに終わり、けれどお昼には早すぎる時間。
住宅街からも離れた路地は、まるで何かの映画のセットのように人気がなかった。
山崎はスカートが捲れるほど私のお尻を撫でながら歩いた。
ブラウスだけになった胸を揉みあげ、笑いながら話し続けていた。
「あの男は・・・したいらしいぞぉ・・・ヒッヒッ・・・」
「淫乱な人妻に・・・をさせるって笑って・・・ヒーッヒッ・・・」
「・・・されるなぁ・・・楽しみだろう?ヒーッヒッヒッヒッ・・・」
私がどんなに卑しいか・・・どんなに恥ずかしい立場か・・・今から何をされるか・・・。
山崎は言い聞かせるように、何度も何度も繰り返した。
この男のいつものやり方だ・・・
そう思った。
下品な男だ・・・
そう思った。
けれど、男の言葉が正しい事を・・・自分がどんなに卑しいか・・・どんなに恥ずかしい立場か・・・そして、それを望んでいる事は、私自身が一番知っていた。
「ほぉら・・・見えてきたぞぉ・・・ヒッヒッヒッヒッ」
視線の先で、公園のベンチで・・・2人の男が私を見ていた。
男は後ろに向かって手招きした。
青色のシートで作ったテントから1人、また1人と男が出てくるのが見えた。
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