浴室のイスに座る耕三の体を洗っていく。
開いた足の間に膝立ちになり、乳首を弄られながら頭を洗う。
ソープをつけた腕を股間に挟んで腰を振る。
背中を胸で擦りながら、抱きつくように前に回した両手の指で股間をしごいていく。
そろそろ本当に勤めてみるか・・・そう言って耕三はグフフと笑った。
敬子はチンポを握って扱きながら、反対の手の指でタマを摩った。
「お前の経験人数は何人になるかな?」
言われてすぐには答えが思いつかなかった。
正直なところ「数えきれない」が思いつく答えだった。
耕三が無言で待つので、「わかりません」と答えた。
「公衆便所で3人・・・5人・・・2人・・・20人くらいはしたな?」
敬子は耕三の背中で、無言のままソープまみれでうなずく。
「映画館は、たしか5人だったか・・・あのネット喫茶は毎回2~3人だが、それでも・・・あのヤブ医者に相手させられた患者は・・・」
耕三の指が折れ、その数が30、40、50、、、、と増えていく。
それは言い聞かされているように感じて、敬子の心を辱めた。
「山崎のとこには何回行った?」
敬子は少し無言になり、「わかりません・・・でも」と、少し不機嫌な声を出した。
「毎月、1~2回は『絶対ある』ので・・・15回は行ってます」
耕三はグフフと笑いながら右手を敬子の顔に回しながら引き寄せた。
右手を耕三の足に掛けるような姿勢で、敬子の体が抱えられる。
敬子は視線を上げずに無言で抵抗している。
子供のように唇を突き出し、眉をすぼめている。
「どおした?」
全てを知っているはずの耕三が尋ねる。
敬子は動かず、何も言わない。
「言うことを聞く気がなくなったか?」
ズルい質問だった。
嫌か?と聞かれれば嫌だと答えられる。
行きたくないか?と聞いてくれれば頷く事ができる。
けれど、言うことを聞く気がなくなったか?と聞かれれば・・・敬子は無言で首を振った。
グフッ・・・グフッ・・・グフッ・・・
耕三は満足そうに笑った。
そして「お前は俺のモノだ」と言った。
敬子は初めて顔を上げた。
何度も頷く目には涙が滲んでいた。
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