【時間が飛びます。サブストーリー的に読んでもらいたい話しです】
水曜の9時。
私は雑居ビルの3階にある婦人科を訪ねる。
『休診日』の看板が掛かったドアノブを捻り中に入る。
診察室の扉をノックすると、いつもと同じ緑色の術着を着た男が私を迎え入れる。
木村、ヤブ医者、変態医者、ゲス・・・耕三がいろんな言葉でこの男を呼ぶので、私は先生とだけ呼ぶようにしている。
2回目の「肉便器の日」が終わった次の日、、、その日も水曜日だったが、耕三にここで診てもらうように指示された。
それから月に2回、もう半年以上も通っている。
誰にも見られず、誰にもバレずに診断を受けられる事は本当に助かった。
けれど、もちろんそれは対価を必要とした。
もちろんそれは、、、この男に体を差し出し、この男の思うまま、満足するまで耐える事だった。
痩せた、神経質そうな男だった。
銀色の縁のメガネが、その印象をさらに強くしていた。
白くて細い指をしていた。
歪んだ加虐性癖を持った男だった。
「さぁ、そこに・・・」
先生はいつもと同じように、私を分娩台に案内した。
服を脱ぎ、全裸になって台に上がる間、先生はトレーに器具を並べていた。
普通なら引かれるだろう腹部のカーテンは開いたまま。
私の手首を太いゴムの紐で固定しながら「あいかわらず・・・すごいねぇ」と言った。
胸の下にゴムを回しながら、胸のアザを指で押す。
足首を固定しながら、太ももにもゴム紐を回しながら、指でアソコのヒダを広げ「また何人もにやられたんだねぇ」と言った。
「へぇ・・・また肉便器になってきたのか・・・」
ゴム手袋に覆われた指が、検査のために膣の粘膜や血液を採取していく。
先生はそれを持って部屋を出て、戻ってくるとまた私の足の間に座った。
ローションのビンを手に持ち、中身をクリトリスに塗りつける。
「敬子は、そこらの風俗嬢よりチンポを咥え込んでるなぁ・・・」
私は何も答えなかったが「だってそうだろう?」と話を続けた。
神経質な指が、膣の入り口にローションを塗る。
その動きに誘われて愛液が垂れる頃、先生はモニターの電源を入れた。
透明な試験管のようなモノを私に向ける。
試験管と呼ぶには太すぎる・・・普通の男性よりも太いガラスの棒。
その先に数ミリの小さな穴があるのを、私は今までの経験で知っていた。
試験管の反対側には小さなカメラが取り付けられていて、黒いコードがモニターの下のDVDデッキに接続している。
モニターには足を開き、黒いゴムに体を拘束された私が映っていた。
右下には今日の日付と時間が、右上には赤い丸の横にRECと表示されている。
「じゃぁ、始めようか」
「山田・・・山田敬子です・・・今から子宮口の強制拡張をします・・・15回目です・・・」
モニターに映る光景がガタガタと揺れる。
止まった時には、毛を剃られたマンコがアップになっていた。
ローションが光を反射していた。
愛液の雫が垂れていた。
あっ・・・ん・・・んっ・・・
ガラスが粘膜に密着し、押し広げながら侵入していく。
快楽と圧迫感を感じながら、私は初めての日と同じように、モニターに映る光景に耕三のグロテスクなチンポを連想していた。
この試験管よりも太いあの怪物も、私に同じようにしているのだろう。
私の膣は、こうやって押し広げられているのだと思いながらモニターを見ていた。
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