「このまま待ってな・・・」と、笑いながら私を放置した。
開け放たれた扉から、白い大きなタイルの壁に、小便器が2つ並んでいるのを見ていた。
床に敷き詰められた小さな丸いタイルは、汚れているのか黄ばんで見える。
戻ってきた山崎は私の服を隣の、和式の便器がある個室のフックに掛けた。
ヒッヒッヒッヒッと嬉しそうに笑いながら、私の手首を背中で組ませて縛った。
黒いビニール袋から赤い首輪を取り出すと、小指で私の髪をかき分けながら取り付けた。
山崎が引っ張っるたびに、赤いロープが体に食い込む。
乳房は締め付けられ、胸に這うロープに息が苦しい。
私は山崎が手にもつ、口枷の赤いボールが唇に触れる。
私は無言のまま口を開き、ベルトを絞る音を聞いた。
※元投稿はこちら >>