敬子は全身から噴き出した汗をそのままに、フローリングの床に仰向けに寝て、焦点の定まらない視線を宙に泳がせている。
上下する乳房と、広がったまま精液を垂らしている膣を満足そうに眺めていた耕三は、尿意を感じて立ち上がった。
部屋の奥にある2つの扉。
そのうちの1つを開けると、洋式の便器の前に立つ。
右手でチンポを握り便器を狙うと、左側から抱きつくように敬子の手が添えられた。
チョロッ・・・ジョロッ・・・ジャァァア
半日も汗をかいた男特有の、黄色くて匂いのキツい小便が流れていく。
敬子はチンポに手を添えたまま耕三を見つめる。
耕三はその目を見下ろしながら、漠然と納得した。
そうだな・・・・そうだった・・・確かにその通りだ・・・
小便を出し終わり、先に垂れる液体を振り飛ばさずに敬子のほうに向き直る。
敬子は両膝をつき、今度は両手で大切そうにチンポを手に取り、見つめながら先にキスをする。
チュゥゥってと音がしそうなほと頬をすぼめて、管に残る液体を吸い出す。
ゆっくりと耕三を見上げてから喉を鳴らして飲み込んだ。
敬子の目は、どうして私に出してくれなかったのかと耕三を責めていた。
耕三の目は便器にすら嫉妬するようになった人妻を見下ろしていた。
左手を頬に添え、押す。
敬子は手に導かれて正座のまま後ろを振り返る。
左手が後頭部に添えられる。
敬子は手が何を求めているのかを理解して息を飲む。
心臓がトクンと音を立てる。
嫌悪感を感じない。
そうすべきだと感じてしまう。
敬子がゆっくりと頭を下げていく。
唇が、白い陶器に飛び散った黄色い雫に近づいていく。
チュッ
チュッ
敬子は3度目のキスの途中に舌を出した。
洋式の便器の淵を、赤い舌が這っていく。
そしてそれは、ゆっくりと内側に。
チュッ
チュッ
レロッ
チュッ
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