奥様大家さんに連れられてお宅に行った。
立派な一軒家です。
玄関を開けて入ると、犬が吠えまくる。
「あっ、犬は大丈夫かしら?」って聞かれた。
「大丈夫です。
実家にも、犬がいますよ。
小学生から飼っていたからもう老犬ですね。」って言いました。
「ならばすぐ慣れるわ。
太郎ちゃん新しいお兄さんよ。
ご挨拶しましょうねぇ。」って話す。
すると太郎は、僕に近寄りの匂いを嗅ぎ始めた。
しばらくして部屋へ上がった。
「おぅ、来たか。」って大家さんが、出迎えてくれた。
「初めまして〇〇と言います。
今回は、無理なお願いして申し訳ありません。」って挨拶しました。
「いやぁ、男の子とは大歓迎だよ。
この通り老人夫婦だけだと寂しいから、太郎を飼い始めた。
わしは、男の子とは欲しかった。
あいにく娘ばかりだった。
まぁ、上がった。」って言われた。
リビングに案内されると隅っこに太郎のハウスがあった。
奥様が、お茶を出してくれた。
「〇〇さん太郎にお水あげてくれない?」ってボールを渡された。
僕は、ボールを受け取り太郎の前に置いた。
大家さんが、「太郎飲んで良し。」って言う。
すると太郎が、飲み始めた。
「あっ、太郎ちゃんのおやつの時間だった。
隣のボール取ってください。」って言われた。
奥様に渡すとドッグフードを入れて渡された。
太郎の前にボールを置いた。
太郎は、「チラチラ」って僕を見つめる。
「〇〇さん太郎に、号令かけて食べさせていただきますか?」って言われた。
僕は、「太郎食べ良し。」って言う。
太郎は、少し迷っていました。
奥様が、僕に近寄りました。
「一緒に許可しましょうねぇ。
って奥様と一緒に、「太郎ちゃん食べて良し。」って号令をかけた。
すると太郎は、僕の顔を「チラチラ」と奥様の顔を「チラチラ」って見てから食べ始めた。
大家さんは、「太郎は、賢いんです。
知らないお客様の時には、唸り声あげているけれども、君には、見つめるだけだねぇ?
この人は、犬好きってわかったか?
敵対心が、低めですね。
アパートの若者で、吠えない人は、あなたが初めてです。
こいつも可愛がってくださいね。」って言われた。
太郎は、3人の人間を「チラチラ」って見ながら食事をしていた。
大家さんが、「さっそく部屋に案内するよ。
わしはもうろくしてリフト乗るから先に上がってください。」って言われた。
階段横には椅子リフトが、あった。
大家さんは、座ると、ゆっくりと階段を登った。
いつの間にか太郎が、大家さんのそばで一緒に階段を登った。
見守るみたいですよ。
2階に上がると大家さんが、奥の部屋に案内してくれた。
続き奥様も、リフトで上がってきました。
やはり太郎が、奥様も見守る。
長女さんの部屋には、ベッドと空っぽのタンスだけ残っていた。
太郎は、嬉しそうにベッドに上がる?
「〇〇さんベッドに寝てみてください。」って言われた。
僕が、ベッドに近づくと太郎は、「ウウーゥ。」って少し唸る?
奥様が、「太郎ちゃんおいで。」って呼ぶ。
すると奥様の足にじやれた。
僕はそのすきにベッドに寝てみた。
「少し狭いけれどもなんとか寝れるか?」って大家さんが言いました。
「十分ですよ。
身体伸ばせる長さですので、問題ありません。」って答えた。
奥様が、ベッドに近寄り僕の手を握った。
「太郎ちゃんおいで。」って呼ぶ。
嬉しそうに太郎が、奥様の手を舐めた。
その時に僕の手も舐められた。
「そうお兄さんよ。
ママと仲良しよ。」って太郎を、僕の腹に乗せた。
太郎は、少し「びくびく」ってしていた。
そのうちに僕の腕や足首を匂いを嗅いだり、舐めたりしていた。
「長女が、嫁入り直前に子犬の太郎を私達にプレゼントしてくれたんです。
寂しくならないようにね。
だからこの部屋は、太郎のお気に入りの部屋なんだ。
だからさっきは、唸り警戒していました。
でもあなたが、寝る事によってご主人の地位が、変わる。
ここでお願いがあります。」って言われた。
「なんでしょうか?僕にできる事ならば何でも言ってください。」って答えた。
「①2階の物置部屋の探し物などの時に手伝って欲しいんです。」って言われた。
「さっき見せた通り私達は、階段が苦手です。
その時には力を借りたい。」って言われた。
「その時には、この部屋の前を通るんです。
太郎に嫌われた人は、この先に進めない。
あなたならばできそうですので、お願いしたい。」って言われた。
「そんな事は、同居しているならば当然お手伝いさせていただきますよ。
遠慮なく言ってください。」って答えた。
次に奥様が、「②たまにで良いんですけれども、太郎ちゃんを、外に散歩に連れて行ってもらえませんか?」って言われた。
「それも喜んで担当しますよ。
犬と同居なんて懐かしいんです。
ぜひともやらせてください。
太郎ちゃんと仲良しにならないと物置部屋には近づく事できないんでしょう?」って答えた。
すると奥様は、ニコニコして「太郎ちゃん良かっね。久しぶりにお外に、お散歩行く?」って顔を掴んだ。
すると太郎は、「きゅうん」って甘え声をあげる。
この太郎って、大家さんの言葉を理解している?
雰囲気か?
凄く賢い犬なのか?
「以上が、部屋の造りです。
生活の部屋は、少しずつ話す。
一度リビングに戻りましょう。」って奥様から先に下に降りた。
僕は、物置部屋の方向に歩いた。
太郎が、走り前をふさぐ。
「ウウーゥ。」ってやはり警戒します。
やはり太郎とは仲良しになる必要がある。
大家さんと一緒にも、リビングに行った。
既に奥様は、太郎ちゃんからお散歩の用意していました。
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