音が静まり、声が聞こえなくなってからも、しばらく立ち尽くしていた。
このままではいけないのでは?
せめて最初のカウンター前に・・・いや、余裕で車の中に?
そんな風に考えていたのに、右手は扉をノックしていた。
コッ
小さすぎたか?
扉に変化はない。
コンッ
力を込めたつもりだったが・・・扉は動かない。
けれど、青色のままのレバーを見て、俺は次のノックよりも先にノブを回した。
抵抗なく回るノブ。
開く扉。
そうして目の前に現れたのは、下半身が繋がったままの、唾液を交換するような男女の姿だった。
ピチャ・・・
女は自分から舌を出している。
挿入された舌を吸い、口の周りは2人の唾液で光っている。
クチュ・・・
男は女の背中に回した左手で女の体を引き寄せ、胸を揉む右手で女を押していた。
舌は女の口の中と唇を往復し、チンポは膣の中に入ったままだった。
「・・・おい」
コンビニのトイレ。
個室の中に3人がいる状況でも、女は男の舌を吸っていた。
男は射精した後のチンポを女から抜こうとしなかった。
かける言葉はなく、言うべき言葉を思いつかない俺の目の前で、女が喘ぎ声をあげた。
「ん・・・あ・・・・・・あ・・あっ!」
見ると、男が腰を振り始めていた。
ズッ
ズッ
ズッ
挿入したままボッキしたのだろう。
※元投稿はこちら >>