人妻熟女 官能小説

スーパーマーケット・ストーリー9


ヨウコさんの歯に衣着せぬ発言は相変わらずでは
あるもののその中に優しさも感じられるように
なってきた。

ある日の休憩時間に僕とヨウコさんと
ユッコちゃんの3人で控室で休んでいると
ユッコちゃんが突然
「ところでおふたりさんって仲がとっても
良さそうなんですがお付き合いなんか
してたりしますぅ～？？」

ユッコちゃんは自分の指先を見ながら
突拍子のないことを言い始めた。

《ぶふぅ～！！》
思わず飲んでる途中の
ペットボトルのお茶を吹いた！
「きゃつ！汚いな～！」
ユッコちゃんがびっくりしてテーブルから
立ち上がる。
ヨウコさんはも～って顔で俺にティッシュを
差し出してくれた。

「なんにもないよ～
あ、ある訳ないじゃん！ね、ね、
ヨウコさん、アハハ…」と
笑って誤魔化すもユッコちゃんは
(へぇ～)って顔をしていた。

ヨウコさんも落ち着きなく
テーブルの上を拭いていた。

その夜のバックヤードでヨウコさんから
「流石にちょっと目立ちすぎかもね…
トモくんってばどこでも求めてくるし…
見られたのかな？…辞めよっか？こういう事…」
と言われ目の前が真っ暗になった。
「そ、そんなこと言わないでください！
あんまり無茶はしないんで
辞めにしないで下さい！お願いします！」

それでも一応は用心の為に１週間くらい
同じシフトになってもお互い一定の距離を
保って接し会おうと二人で話した。
(なんだか出逢った頃以上にギクシャクした
関係になったような…)
そのうち良からぬ考えも頭をよぎる
(もしかして用心とは言ったけど本当はもう
僕には興味も無いのかな…)
そんなことを考えるようにもなった。

気がつけば仕事中、僕はヨウコさんの姿を
目で追いかける。
いきなり抱きついた時の華奢なヨウコさんの体…
あの柔らかなおっぱい…
結局触ることの出来なかったお尻…
キスをしあっていた時の事がもう
随分と昔のような…
それぐらいあの日からの一週間は
とても長く苦しい…

あぁ…またヨウコさんとたくさんキスをしたいな～
あのまま良い関係が続いていたら今頃
SEXもしていたのかな～？

そんなことを思うと自然とため息しか出なかった。



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