スーパーマーケット・ストーリー41
「はぁ~少し飲みすぎたみたい…」
僕が顔をあげてヒトミさんを見ると
彼女の目は明らかに僕を誘ってるような…
「どこか休めるとこ…知らないかしら…?トモカズくん」
「え?あ、か、帰りますか?」
ヒトミさんが帰りたいが為に発した
言葉だと僕は思った。
「そうじゃなくて~どこか休めるとこ…
知らないかしら…」
ポカーンとしてる僕を見てヒトミさんは
「も~鈍感!!」
「え?だ、だって…娘さん…家で待ってるんじゃ…」
「それが今夜は帰ってこないのよ~
友達の家に泊まるとかで…」
「って事は…これって僕を…」
「そうよ…誘ってるのよ…鈍感ちゃん♪」
僕の心臓は酒のせいかドキドキ!バクバク!
この胸の高鳴りはこれからの事を
想像している僕の興奮の印だった。
「それで…どこか休めるとこ…連れてってくれる?」
ヒトミさんはクスッと妖艶な笑みを見せた。
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