スーパーマーケット・ストーリー18
「ねえねえトモく~ん!商品運ぶの手伝ってよ~♪」
「ああ…オッケー今行くよ」
「そこじゃなくてここに並べて~」
「こっちかい?ユッコちゃん」
あの日以来ユッコちゃんは僕に
ベタベタくっついてくる。
(もちろん仕事中も…)
周りからも付き合ってるのか
聞かれるくらいにあからさまに
付き合っている訳では無いがあの後も
SEXはする関係…
職場でのバレないようにキスをする相手は
ヨウコさんからユッコちゃんに変わった。
でも心の中にポッカリと穴が空いたまま…
噂話になって以降ヨウコさんと
まともに会話はしていない…
目線すら合わない関係…
ユッコちゃんが話しかけてきていても
僕の目線はヨウコさんを追いかけていた。
僕の住むアパートにユッコちゃんがやって来て
泊まっていくこともしばしばある
「ね~トモくん♪今夜はユッコの手料理何食べた~い?」
「いや、その…今夜は用事があるんだ…ごめん…」
決して僕はユッコちゃんの彼氏にはなれなかった。
ヨウコさんが僕の中に住みついていたから…
ユッコちゃんに対する罪悪感を持ちながら
過ごしていたあの日…
あの事件が起きた。
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