嫁との時間を楽しむが、相変わらず若者達は下衆な話で盛り上がっている。
A「なぁ。」
B「俺も同じこと思ってたわ笑笑」
A「だろ?笑 たまんねぇよな。」
少しボリュームを抑えながらの会話…
A「どんぐらいあるかな?」
C「E…いや下手したらFじゃね?笑笑」
B「やっべ。やりてぇ。」
A「何歳ぐらいだろうな。全然イケるけど笑笑」
B「30ぐらいじゃね?むしろお願いしまーすって感じ笑笑」
気のせいかもしれないが、男達は嫁の話をしてるように聞こえる。
ちらっと男達に視線をやると
やっべ。的な顔をしながら目を逸らしたような気もした。
男の1人が立ち上がり
A「ちょっとトイレ行ってくるわ」
と言い、歩き出した。トイレの方向としては私達のテントの真横を通り過ぎる事になる。
近くを横切る際。Aは明らかに嫁の身体を見ながら通り過ぎていった。
品定めをしているかのように。
五分程たち。Aが戻ってくる。
A「いや…あれはヤベェよ。谷間丸見え笑笑」
B「マジかよ。」
A「絶対Mだと思う笑笑 あんなギャル風な人妻が1番エロいしな。」
C「あぁ、ヤベ、勃起してきた。笑」
絶対嫁の話だ。
たしかに嫁はタンクトップで胸元も少し緩い。
谷間も見えるし、今日着けている水色のブラも場合によっては丸見えになっていた。
ー流石に。腹がたつな。ー
嫁の事をやらしい目で見てくるその若者達に嫌悪感が増していた私。
若干目つきに出ていたのだろう。
若者達の方に視線を向けているとバツの悪そうな顔をしながらこちらの方を見なくなっていた。
若者達の会話も普通の日常会話になっていき、少し大人しくなってきた。
安堵した私は酒のペースが進み酔いがまわる。
嫁も酔っ払っているのだろう。顔が赤く火照っているのがわかった。
カスミ「ちょっとトイレ行ってくるね」
旦那「あぁ、気をつけてな」
そう言い、トイレに向かう嫁。
その後ろ姿を見送りながら
ー良い嫁だよな。可愛いし、スタイルは少し崩れてきたけどエロさもあるし。気もきく。ー
自分の嫁の良さを再確認していた。
ふと、若者達の方に目をやると1人がいなく2人で話をしていた。
B「ちょっと、俺もトイレ行ってくるわ」
C「オッケー)
タバコを吸うCを残しトイレに立つB。
どうやらAもトイレに行っているようだ。
ー嫁とトイレの方で鉢合わせなんかしたら嫌だな ー
嫁にたいして早く戻って来いと思いながらそんな事を考えていた。
15分程過ぎただろうか。
なかなか戻って来ない嫁。
飲んでいた缶ビールを飲み干し、トイレまで向かい始めると嫁が戻ってくるのが見えた。
私「遅かったね?」
カスミ「んっ?あぁ、ごめんごめん。」
戻ってきた嫁の顔を見ると少し汗ばんでいるのがわかる。
ー酔っているからか?ー
トイレに行ってくるだけで汗をかく程の気温でもなかったので若干不思議に思っていた。
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