「ねぇ・・もう一度出来る?」
男の子が呆然とした表情で、私のことを見上げている。
その眼はすぐに、私の顔から、剥き出しになっている私の下腹部へと移動した。
「よかったら、初めての相手をしてあげる。」
「どう?」
彼が無意識に片手を持ち上げたので、私はその手を取って、それを自分のおへその下辺りに、押し付けた。
男の子の掌がじっとりと汗ばんで、緊張しているのが判る。
「嫌?」
私が再度そう問いかけると、男の子は何も言わずに、私の腰に抱き付いてきた。
(「あぁ、なんて可愛いのかしら・・。」)
(「本気になりそう。」)
男の子は、そのまま私のスカートを捲り上げながら、ところかまわず、吸い付くような口づけを繰り返している。
その唇は、いつしか私の一番感じやすいところにまで降りていって、小さなスキャンティをべとべとに濡らしていた。
(「あ・・そこ・・そこよ。お願いだから、焦らさないで・・」)
(「はッ!・・あッん・・」)
「ハァ・・ハァ・・あぁ・・いいわ・・」
「抱かせてあげる・・」
「待って・・今、下着を脱ぐから。」
取り憑かれたように、下着の上から口づけを繰り返す男の子をやっとの思いで押し止めて、足首からビショビショのスキャンティを引き抜いた時には、もうすでに、彼の股間は裏側を晒して猛り狂っていた。
「腰を前に出すようにして、浅く腰掛けて。」
すぐに、相手の腰を真上に向けさせて、その上に跨る。
片手で男の子の先端を固定しながら、もう一方の手で自分を押し開き、徐々に腰を沈めていった。
瞳を爛々と輝かせた男の子が、私に飲み込まれてゆく自分自身を、穴が開くほど凝視している。
「そのまま、動かないで・・あッ・・あぁ~~ッ」
「うぅ!・・んッ~~~ん」
未経験の男の子は、私の中に入ってくると、すぐに一杯に伸び上がり、さらに前壁に貼り付くように反り返った。
向かい合う形で繋がり合った私たちは、しばらくそのまま動かなかった。
私の中で、男の子のペニスが息づいている。
それはまるで、心臓の鼓動を伝えるかのように、ドクンッ、ドクンッと、力強い脈動を繰り返していた。
私は、相手の肩に両手を突き、ゆっくり、大きく腰を抉り始める。
初めての内部の感触に悶絶した男の子は、私の下できつく眼を瞑ったまま、ブルブルと震えだした。
それからは、暗くて狭いトイレの中で、甘美で濃密な時間がゆっくりと過ぎていった。
深く密着したまま、音をたてずに、熱く秘かに交わり続ける。
時々、男の子が我慢できずに荒々しく動こうとすると、私は、後ろ手に相手の嚢を強く握り締めて、彼が鎮まるまでじっと待った。
(「しっ・・静かにして。」)
(「ダメよ、動いちゃ。」)
誰か他の人がトイレに入ってきた時には、二人で抱き合ったまま、その人が出て行くまで声を潜めた。
胸に抱き締めた彼の呼吸音が、やけに大きく聞こえる。
再び動き出した時、異常に興奮した男の子が大きな声を上げそうになったので、私は自分の唇で相手の唇を塞いでしまった。
蕩けるような交歓の末、徐々に昂まり続けた男の子は、ついに限界を越えた。
「好きに出していいのよ。大丈夫だから。」
私がそう告げると、男の子は腰を浮かして、最後の準備を始める。
私は音をたてないように注意しながら、彼の上で獣のように腰をくねらせた。
「ハッ!・・ハッ!・・」
「あぅッ・・うぅ~~~ッ!」
やがて男の子は、今日2度目の、滾るような歓喜の瞬間を迎える。
ジワァーとした暖かみが、お腹一杯に拡がって、男の子の熱い血潮が私の中へ注ぎ込まれてゆくのがわかる。
身体の奥底に、熱い精液をたっぷりと流し込まれた私は、そのまましばらく、天を仰いで荒い息を吐いていた。
男の子の方は、私のウェストにきつくしがみつき、ブルブルと震えながら、いつまでも腰を動かし続けている。
「ハァ、ハァ・・」
「凄くよかったわ・・奥まで何度も擦り上げて。」
私がそう感想を述べていると、男の子は名残り惜しそうにキャミソールの下から手を入れて、私の胸を揉み上げてくる。
「あ・・だめ・・だめよ・・」
「もう無理・・腰が抜けちゃうわ。」
男の子が私の胸元に口づけを繰り返し、ブラを外して、固くなった乳首に吸い付いてきた時には、私もまたその気になっていた。
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