狭いトイレの中で、私は両足を広げたまま便器に腰掛けていた。メールに書かれた指示はここまでだった。スカートは腰まで捲れ、ストッキングに包まれた私の下半身はむき出しになっていた。
「これからどうすればいいのか」
「これからどうされるのか」
不安と期待のようなものが頭の中を駆け巡っていた。私は落ち着こうと自分自身に言い聞かせていた。
「来いとメールをくれたのは彼」
「私はちゃんと指示に従っている」
「彼はすぐそこにいる」
「ここには彼と私だけ」
そこで気が付いた。
「もしかしたら、他に誰か居るのかもしれない…。」
私は猛烈な不安に襲われた。どうしてその事を考えなかったのか。
「こんな姿を彼以外の人に見られたら…」
もうどうしたらいいのか解らなかった。でも私は両足を閉じようとは考えなかった。
その時、突然ドアが開く音がしたかと思うと、コツコツと靴音がトイレの前までやって来た。私は驚きのあまり両手で口を押さえ、声が出そうになるのを堪えた。そのまま外の気配を追っていたが、水が流れる音がしたかと思うと、足音は事務室に戻って行った。私は両手で口を押さえたまま、鼻だけで呼吸を整えるのに必死だった。同時に緊張が極まって失禁しかけていた。
どうにか呼吸を整えて、落ち着きを取り戻そうと努力したが、私の下半身からは滴が垂れ、アンモニア臭が漂っていた。私はどうしたらいいのか分からず、新に汚れてしまったストッキングを確かめようと、両手を降ろそうとした。その手が乳房の先端に触れた瞬間、今まで感じたことの無い感覚が身体中に流れた。
「ヒッ」
短い悲鳴の様な声とともに私の肉体は反射的に仰け反り、そして盛大に失禁した。
気付かないうちに固く尖っていた乳首から発せられた快感と、放尿という解放感に心と肉体は弄ばれ、私は抵抗するどころか酔いしれていた。
「こんな姿を彼に見られたら…」
しかし、軽く痙攣している下半身から放たれる尿は激しく便器にあたって飛沫と音をあげていた。
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