(綾子~!!)
息苦しくなるほど動揺しながらも、私はもう一度個室を見回した…!
異常なし!
周囲を見回しながら女子トイレの個室を急いで確認した!
ここも、もぬけの殻…
(何処だ!?何処に居るんだ綾子!?!)
声が聞こえるのに…居場所が解らない…
オロオロしながら周囲を見て回ると…………!!
来る時は慌てていて気付かなかったが…
そこには…男子トイレの先、建物の角を曲がった所‥
一番奥に身障者用のトイレがあった!
そして‥なんとそこには使用中の赤いランプが点いている…
私は恥も外聞も無くその扉にへばりついて耳を澄ました。
男女の荒い息遣いがはっきりと聞こえて来る…
更に「ヌチュッ、ピチャ!ヌチャッ、ぺチャッ!」という粘りを帯びた規則正しい音も…!!
そして!!!!!!!!!
「ああっ‥あぁんっ、ダメえっ‥」
今度は‥妻の嬌声が‥はっきりと聞こえて来た。
私がそれを確信するのを待っていたかのように男の声が続いた…
「おぁぁっ…奥さんのマンコに‥俺のチンポが入ってるよ‥うっ、うひっ‥た、たまんねえよ‥奥さんのマンコ…たまんねえよ‥チンポが、と、とろけそうだよ!ぅおぅっ…」
どう聞いても60歳近い男の嗄れ声だった。
男は私の妻から快楽を貪るように、気持ち悪く声を上ずらせながら続けた
「うっ‥うぉっ‥犯りたかったんだよぉ‥ハァハァッ‥あんたみたいな脚が長くて綺麗な奥さんと‥ハァハァッ‥綺麗な奥さんのマンコを犯してみたかったんだよ~!たまんねえっ…たまんねえよ…
」
(畜生!!やはり…綾子はもう既に…薄汚い生殖器で貫かれてしまっているのか…
それにしても‥あんなに甘い声を上げてるなんて…
家庭を守る妻の身でありながら、見ず知らずの男に‥喜んで肉体を捧げているのか!?)
私は頭に血が上りきってしまった‥が『止めさせなければ』と扉を叩こうとした時、フッ!とあの変質者達の常軌を逸した顔が頭に浮かんだ…
(冷静になれ…よく考えろ!)
私は自分に言い聞かせた。
(今、騒ぎ立てて…もし、居直られたら…刃物を持っていたら……この中に何人居るか分からない…どうしたらいいんだ?!)
妻の命が…と、最悪の事が頭を過ぎり、ただ立ち尽くすだけだった。
その間にも…否が応にも聞こえて来る、変質者の呻き声と妻の嬌声…
そして、私の耳に衝撃的な声が…
「ハァッハァッ…たまんねぇよ!ハァッハァッ!だ、射すぞ!射すぞ!奥さん‥奥さんのマンコに‥ハァッハァッ、おっ、オレの精子を‥射すぞ‥いいか‥いっ、いいか…」
「あんっ…あぁ、あっ…す、すごぃっ…いいのっ、いいっっ…」
(綾子!!何故、拒まないんだ…!?おまえは私の妻であり二人の子供の母親なんだぞ!!
そんな事も分からなくなる程感じているのか?!)
妻を犯す変質者の嗄れ声と共に聞こえて来る‥妻の‥昇り詰めようとしている時の声…!
「ズリュッ…ヌチュッ…‥ヌチュッ‥ヌチュッ!ヌチュッ!…」早まって行く粘着音
「ああんっ‥んっ‥んんっあっ‥あっ‥あっ!ぁあっ!」
それに合わせるように響く妻の嬌声…
今にも昇り詰めそうな妻の淫らな声を聞いた私は激高し、心の中で…
(ヤメロ~ッ綾子!逝くな!逝かないでくれ!)と叫んでいた。
しかし、その願いも虚しく…
「射る!射るっ!ぬぉっ‥ぐはっ‥うぐっ‥うぐぐぐぅっ…」
「‥あっ‥ぃやぁ‥いっいっ‥んんんんんっっっ…」
愛する妻に精を打ち放つ変質者の気味の悪い呻き声と同時に…
私との愛の営みの時と同じ、歯を食いしばり押し殺すような妻の最後の声が聞こえて来た…
「はぁっ‥はぁっ‥」
昇り詰めた妻の荒い息遣いが聞こえ、ショックの余り私はその場にへたり込んでしまった。
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