その出来事とは…
商品の陳列作業中の妻を、背後の商品棚の陰に隠れるようにしてしゃがみ込み、見つめる怪しい男性客の姿を他の店員が何人も目撃したり…
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身体が触れる程接近して来る男性客や…妻の後ろを通り過ぎ様に、カゴを持つ手で尻に触れてくる男性客がいたりと…
ここまでは、もしかしたら思い違いや偶々という可能性もあるが…
妻が気配を感じ振り向くと…直ぐ後ろ、尻の辺り20㌢程の距離にしゃがみ込んだ男の顔があり、妻が驚くと慌ててその場から立ち去る男性客がいた事…
店内の隅、死角になるような場所で妻が陳列作業をしている時には、その類いの事が何度もあったらしい…
その一つ、店員は勿論 社員店長も含めて大騒ぎになった出来事が…
妻がその死角になる場所での陳列作業を終えて、倉庫に戻った時
「お尻に何か付いてる…」と指摘され確認すると、スマホを差し込んだGパンのポケットの辺りに白濁した液体が付着していた
更にGパンの裾 踵の所にも…
妻にはその液体が何なのか見当も付かなかったようだが、見つけた店員が「鼻水?もしかして、男の人のアレじゃない!?」と言い出し…
店長や他の店員も集まって、妻が辿ってきた経路を捜索して見ると…
妻が最後に作業をしていた場所に向けて点々と…
その液体が落ちていた。
その時点では何の確証もなかっが「精液?」と言い出した店員によってちょっとした騒ぎになり
閉店後、防犯カメラの映像を確認する事になり
店長や社員と他の店員、そして妻も残って映像を見たところ…
死角になる場所だけに、多めに設置されたカメラのうちの一台に正面からはっきりと映っていた
画面には折り曲げた腰の辺りまでが時折映し出される妻に、後ろからゆっくりと近づく、作業服に丈の長いジャンパーを着た男の姿が…
そのまま男は、妻に三メートルほどの距離まで近づくと、左手で商品を手に取りキョロキョロと辺りを見回すと、右手で下腹部をモゾモゾと動かし
ながら、じわじわと妻との距離を詰めて行く様子が…
そして、レジのある正面通路から見ると商品棚の陰に隠れる位置‥妻との距離1.5㍍位の所に来た時に…
ズボンのチャックを開けイチモツを取り出す様子がはっきり映っていたようだ
その映像を見た店員達の悲鳴が上がる中…
イチモツを握り締めた右手を激しく動かす男
辺りを警戒し、時折後ろを振り返っては口を半開きにして妻の後ろ姿を上から下まで舐め回すように見詰め…
激しく動かしていた右手の動きが止まると同時にフレームインして来る妻の腰…
男はそこに視線を落とすと、慌ててイチモツをしまい込んで足早に消えて行ったようだ。
勿論、不鮮明な防犯カメラの映像には精液が放出されるところは映っていなかったらしいが、あの液体は精液で間違いないと言うことになり
この男の画像は他の万引き疑いのある客の画像と一緒に、要注意人物として事務所に貼り出されているようだ。
そして妻にとって最悪の出来事は、偶然といった感じではなく、明らかに手のひらで尻を触り…驚いて声も出せない妻の顔を見つめてニヤリと笑い立ち去った男がいた事…
更に、偶々なのかそれとも…パート帰りを尾行されたのか、店内で妻に痴漢した40代半ばのこの男が深夜 私達の住む家の前を自転車で行ったり来たりする姿を私も何度も目撃した…
度重なる気味の悪い出来事に
心配になった私は、妻の勤務は殆どが遅くとも夕方迄だったが、出来るだけ迎えに行くようにして
夜の外出には必ず同行するか、送迎するようにしていたが…
不安でいっぱいだった。
これまで私は妻を愛しく大切なかけがえのない存在で、私だけの物として見てきた…
外出先などで妻が私と離れて一人になった時に、男に話し掛けられている場面を何度も目撃した事がある…
かなり嫉妬心が強い私だが…自分でも情けなくなるほど気が弱く
そんな時でも、ヤキモキしながら遠巻きに見ているしか出来ず
戻って来た妻に根掘り葉掘り聞き出そうとして、いつも困らせてしまうが…
妻の性格や私以外の男に対する潔癖さ…
例えば、手が触れたからと言って除菌ペーパーで拭いたり…他の男が飲んだグラスで飲むのは勿論、そのグラスさえもあまり触りたがらない等々
そういった部分を見ているから全く心配はしていない
そう言った事もあり…
矛盾するようだが、私は他の男に興味が無いと言うか‥これまで他の男が妻を卑猥な目で見ているなどと、全く考えた事もなかった
しかし、妻を取り巻く『変質者』の話を聞かされ目撃するうちに…
(この男達は綾子を見て何を思っているんだ…?!)
(綾子の全裸を想像して興奮しているのか…?!)
こんな事を考えるとムクムクと硬くなって行く私自身を感じる様になり…
そんな自身の変化に、妻に対する罪悪感に苛まれながれながらも…
興奮が治まらない私は無意識のうちに勃起を握り締めていた…そして
(まさかこいつら…至近から見た綾子の肉体を…匂いを…その薄汚い手で触った感触を思い出して、その先端から透明な粘液を溢れさせた勃起を扱いているのか…)
思いを駆け巡らせるうちに、気が付いた時には激しく勃起を扱いていた
(私だけの綾子が…よりによってこんな奴らの…薄汚い液で汚されてしまうなんて、堪えられない…)
もう完全に我を失っている私の脳裏に浮かぶのは…愛する妻に向けられた無数の勃起
どうする事も出来ない私にニヤニヤと視線を送る男達…
(止めろ!止めろ!止めてくれ!)
私の叫びも虚しく…
その先端から射ち放たれる大量の精液に塗れてしまう妻の無惨な姿に、妻の名を弱々しく…何度も何度も呼びながら射精してしまう私だった…
一度経験してしまった、この‥胸を締め付けられるような興奮に、その日以来 罪悪感に苛まれながらも度々自慰に耽ってしまう日々を過ごして来たのだが…
とうとう『嫌』『気味悪い』を通り越し、私が恐怖にさえ感じた出来事が起きてしまった…
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