あくる日、真人は美沙子が働いているスーパーに買い物に出かけた。
客はまばらだったが、美沙子はレジで忙しそうにしていた。真人は弁当を持って美沙子のレジに並んだ。前の客の精算が済み、美沙子がありがとうございます、と声をかけながらかごの弁当を手に取ると、
「あらぁ、たしか真人くん?今日はお弁当なの?」
美沙子に話し掛けられ、思わず緊張してしまった真人は、
「母の帰りが遅いときはいつも弁当なんです」
「あら、そう。温かいごはん食べれなくて寂しいね。そうだ、今度の土曜日うちにこない?バーベキューするから、うちにおいでよ」
「いいんですか?僕なんかがおじゃましても」
「いいのよ、娘と旦那もいるから楽しいわよ」
美沙子の口から、旦那、という言葉が出てきて、真人は一瞬怯んだが、すぐに笑顔で、
「じゃあ、おじゃましますね、楽しみだなあ」
「詳しいことは貴雄にきいてね」
そう言うと、美沙子は次の客の精算をし始めた。
真人がスーパーを出るとき、レジをみると、美沙子も真人のほうを向いて、大きく手を振っていた。
やっぱり素敵だなあ、美沙子さん、貴雄と相談しなきゃな、おばさんのおっぱいみせてもらうのを....
土曜日がきて、真人は朝から貴雄の家に来ていた。真人はバーベキューの火を起こすのを貴雄の父に教えてもらいながら、悪戦苦闘していた。
「もっと薪に火をまわさなきゃだめだよ、そうそう」貴雄の父(孝彦)が真人に教えていると、貴雄がテーブルといすを運び、横で組み立てていた。
孝彦は、上機嫌でまだ火をおこしてもいないのに、ビールを飲んでいた。
そしてバーベキューが始まるころには、孝彦は酔いつぶれてしまった。
火がだいぶ炭に行き渡ったころ、貴雄の姉(百合)と美沙子が食材を持ってきた。
美沙子の姿は首回りが大きくあいたタンクトップだった。真人の近くにくると、
「この間はありがとう、またお店利用してね」
とにこやかな笑顔でお礼をした。
美沙子さん、胸が見えそうだよ、あっ、脇が見えた、ん?もしかして剃り残し?
腕を伸ばして紙皿を並べている美沙子をみて、脇に黒いぶつぶつがあるのを発見した。
美沙子さん、毛深いのかな、あぁ、気になる、
真人は美沙子をちらちらみながら火をみていた。
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