繋がったまま湯舟に沈みこんで満江を抱きかえ抜けるのを待って洗い場に出ると満江は背を流しながら話しかけてきた。
母の将来のこと、俺との関係のこと、やはりこのまま俺と肉体関係を続けることにためらっている様子だった。
「母は施設に入れるにせよ金は俺がなんとかする、義姉さん俺との関係は続けてもらえませんか」
「ありがとう、出来る限り私のほうで考えるけどお願いする時は頼むね・・・・」
「私、コウちゃんの事好きだけど近所の目もあるし、娘夫婦のこともあるから・・・」
そう答える満江の顔が困惑している様子だった。
もう抱けないのか、 人柄もよく気さくでしかも俺をいつまでも魅了させる肉体
「義姉さん、迷惑かけないから時々逢ってくれませんか・・」
そう話しかけても返事はなかった。
洗い場で俺の背を流しながら満江は言った。
「まだ私には龍一さんの事が忘れられないの、とても優しい人だったから」
「そうですか・・・」
俺はその言葉が胸に突き刺さった、やはりまだ兄貴の存在が大きいのだ。
嫉妬心がふつふつと沸き立ってきた。
風呂から出てテレビを付けると「熱闘高校野球」をやっていた、暫らく観ていると満江がビールを持ってきた。
「呑まない・・・」
「ええ、すみません」
俺は満江の注ぐビールを受けながら風呂上りの浴衣姿の満江が益々色ぽく見えるのだった。
満江は誰かに似ている、あの妖艶さ横顔、その時ふと数年前観たav女優宮田まりなのだ。
ジーと見つめる俺にきずいたのか満江は恥ずかしそうに顔をそらした。
「私、先に休むわ二階にお布団敷いたから」
そう言って満江は立つと一階の寝室へ向った。
俺は暫らくテレビをみて空き瓶を台所に置いて二階に上がった。
真っ暗な部屋に入り布団に横になった。
にわか雨がポツポツと屋根を叩く、俺は浴室での満江との情交を回想しながら再び勃起を始めたペニスをパンツを脱いで天井に反らせるのであった。
「やりてえ・・・」
俺は立ち上がり階段を降りるのだった。
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