「何もないよ。子供かわいかったね?」
話を逸らすように雪乃に聞く。
あの人は本当の母親かもしれない。そしてその赤ん坊が自分の子供かもしれない。そんな事は絶対に雪乃には言えなかった。
「うん、可愛かったね。私たちも結婚したら子供産もうね。」
無邪気な笑顔で雪乃が応える。その笑顔が秀明の心をさらに苦しめる。
秀明はようやく忘れることが出来たのに再び宏美に会って思い出してしまった。
そこからの雪乃との会話は上の空だった。
部屋で雪乃に食事を作って貰ってセックスして家まで送っていった。
家に帰ってベッドの中で秀明は考えていた。
雪乃とのセックスも宏美とした時に比べれば感動もなかった。またあの時の宏美とセックスの感動を思い出してオナニーしながらも宏美とのセックスをしたくてたまらなくなっていた。
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