20分くらいしてから、スウェット姿の彼女が出てくる。
「助かりました。あの…名前言ってませんでしたね…佐々木宏美って言います。」
笑顔はなかったものの名前を教えてくれた。
「僕は、若村秀明です。あの…コーヒーで良いですか?それとも紅茶?どっちにしてもインスタントなんですけど。」
少し笑いながら、尋ねると
宏美さんは、
「コーヒーいただきます。」
と少し寂しそうに言った。
座布団とかもないので宏美さんも床の上に向き合うように座りました。
何を話していいかわからなくてしばらく沈黙してしまったけれど、宏美さんが突然
「あの…こんな始めてあった人の部屋に簡単に入ったの始めてです…。本当はこんなおばさん相手でもレイブとかされちゃうのかも…とか被害妄想でしたね。優しくして貰えて嬉しいです…。」
いきなり話し始める。
と同時に予防線を張られた感じをした。
その後も身の上話を始める彼女。
中学と高校の娘二人と夫の4人暮らし。
跡取りの男の子でなかったのが気に入らなかったのか、ちょくちょく来る姑にちくちく嫌みを言われる。
けれど夫は守ってくれるどころか一緒になって嫌みを言うし、よそに女がいるみたいでしかも一人人じゃなく二人か三人か。
なかなか家に帰って来ないし、娘二人も私につらく当たって来る…。
本当は、我慢できずにとうとう家出をしてきた…。
などとめどなく自分の話をしてきた。そしてとうとう泣き出して、僕の胸にしがみついてきた。
僕には、抱きしめるだけしか出来なかった。
ノーブラの大きく柔らかなおっぱいが押しつけられると、こんな状況でも興奮してしまう男のサガを思い知らされた。
※元投稿はこちら >>