水曜日夕方、デートから帰りいつもの様に車中で多少イチャイチャして、彼の車からおりワンボックスカーが駐車場を後にする姿を見送るありさ。いつもの光景。
そのままバックから小物入れを出して指輪を嵌めて車まで来て乗り込みエンジンをかけたが、一度車から降りてきて・・・フロントガラスの封書を手に取った。乗り込みながら封書をあけて、驚き震えている姿をカメラは写していた。ありさは車を発進させれずその場に結果2時間ほど過ごしていた。携帯を弄っている姿をみて、彼に連絡したかと心配したが、彼も戻って来る様子もなく、俯いている事が多い。たぶん、葛藤しているが連絡はしていないのだろうと判断した。その日は彼女が自宅に帰ったのは19時を過ぎていた、普段平日のデートでは17時半位には帰るのに。
ありさは土曜日まで生きた心地がしないだろう、私はそんな事を考えると更に妄想が激しくなっていった。
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