さらに5分が過ぎ...10分が過ぎようとしていた、時計の針は12時25分目前。
マンコの毛を剃る...これってどれだけ時間が掛かるかわからない私。自分で剃るのは人に剃ってもらうのと違う時間が掛かるのかな...と漠然と思っていながらも時間の経つ速度がとても遅く感じいていた。12時30分になった時、流石にバスルームへ向かった。
既にバスルームへ入って45分以上が過ぎていた。
「そろそろ剃れましたか?」少しイラついた声で聞いてみた。
シャワーの音はするが返事なし。バスルームの入口の扉は曇りガラスとなっており、扉前まで行ったところしゃがんでいる姿がシルエットで見えた。
「ありささん、そろそろ剃れましたか?」
相変わらず返事がない。
「扉開けますよ」ゆっくりと曇りガラスの扉を開けてバスルームを覗き込んだ。
「なにしている!終わったのか!」チェアにしゃがんだまま動かない。シェービングとカミソリは使った様子がなくバスの淵に置いてある。シャワーを上から掛けていて膝下のみ水があたっていた。覗き込んだ私がいても振り向くことなく身動き一つしない。体を隠そうともしなかった。声をかけても動かない、シャワーの水が流れ落ちる中、水を止め。ありさの近くまで行き手を引っ張りバスルームから無理やり出させた。嫌がる素振りを見せながらも体を隠そうとはせず脱衣所まで出てこさせ、張り手を一発。
パチーン...
「いい加減にしろ!早く服を来て家へ戻れ!もう依頼主へ今の状況話をし、即座に郵送物を送ってもらうようにしてもらう。会社関係は月曜日だろうからこの土日、ゆっくりと最後の週末を迎えろ、二度とない平和な週末で最後だ!わかったかありさ!返事は!ありさ答えろ!」ありさをかなりの勢いで怒鳴り散らし、平手打ちした顔を抑えながらヒクヒクと泣き出ししゃがみこんだ。
「てめーが不倫して依頼主の男と気持ちよくなっていたんだろ?それがバレたんだ、往生際悪いよ!いい加減にしろ!」
突き放しソファーに戻り一服。落ち着かせると今後どうしようか...考えていた。
おもむろに携帯を取り出し、電話をかける振りをしてみせた、ありさは泣き崩れながらも私の方を見ている。電話をかける素振りをし
「あ、●●さんですか?あれからの進捗ですが嘘だったみたいで今から帰ります。依頼主へそのまま報告して下さい。ええ、ありさは依頼主の言うことききたなくないみたいでして...ええ、書類を旦那や実家、会社などへ送ってあげて欲しいみたいですので...etcetcetc」
そんなやり取りをしている素振りを始めたところ脱衣所のありさがソファーの近くまで来て土下座しはじめて大きな鳴き声混じり謝り始めた。
「ご、ごめんなさい、そんなつもりではないんです...お、送らないでください、なんでも言うこと聞きます。お願いします、旦那には言わないで...」エンドレスに同じようなことを繰り返していた。頭にきて
「ベットに寝て足を開いてみろ!」
それだけ大声で怒鳴り散らして言うと電話口に向かい「なんかまたこの女都合のいい事言ってます。どうしましょう?ええ、あと10分待ってください、はい、わかりました」電話を切った。その間にありさはベッドに移動していた。
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