震える手で封書を開き中から紙が折りたたんである3枚出てきた。
付箋で①と書かれた、1枚目を開いた。
「淫乱泥棒猫のありさ、この手紙を読むって事は目の前の男の奴隷になるって事を了承したんだね、淫乱な泥棒猫には奴隷も“罰”でなく“ご褒美”になってしまうのかしら?たぶんあんたならこの手紙を読みながら、どんな事をされるのか喜んで股を濡らしているわよね、汚らわしい女だわ。
誰でも股開く淫乱女は早く忘れて貰えるようにうちの旦那にこれからは沢山尽くして愛すわ。汚らしい女を早く忘れるように・・・願い、いや呪いを掛けてね。その男に依頼しているあんたが奴隷になってる姿のビデオ、私のもとへ定期的に送られるの聞いているかしら?変態淫乱な女の調教ビデオとして綺麗にパッケージングして「変なDVD届いた」って届き次第、うちの旦那にも随時見せてあげるわね。「主演●●ありさ、淫乱泥棒猫の変態調教ってタイトルでも付けてね」あんたも自分がどれだけ変態になっていくか楽しみでしょう?うちの旦那、そのビデオ見てる時の顔が目に思い浮かぶわ。あんたも私たち夫婦が仲直りの為、そのビデオを見ながらラブラブ過ごしてもらえて嬉しいでしょう?簡単には許すつもないから、あんたの馬鹿旦那には取り敢えず送くるの我慢してあげるからね。言うこと聞かないなら浮気の内容証明と一緒にビデオも送ってあげるわ。
あんたの旦那さん公務員なんですってね!お堅い仕事なら・・・ご家庭の問題は御法度ですわよね、お子さんもいらっしゃるのに奥さんが淫乱変態女だなんて知ったら・・・、可哀想なお馬鹿な旦那さんやお子様ですこと、旦那さんもホント騙されたわね。
そうそう、こんなクダラナイ話はやめといて早速、もう一枚目の紙を読んですぐに署名し、速攻写メで送ってきなさい。」
この手紙には依頼主である奥様から、寝とったありさへ暴言が書かれていた。
手紙を読む手がブルブルと震え、時より嗚咽が聞こえる。「・・・お願い・・・弘には見せないで・・・」彼女の中では一番ショックが他の男に抱かれている姿を奥様の前で見られる事なんだとわかった。今まで以上に涙が溢れ、流れた涙が手紙に滴り落ちていた。読み終えたありさは、がっくりと肩を下ろし、途方にくれている状態で、2枚目の紙を広げようとはしなかった。
この手紙は相当精神的に答えたらしい、実際は私が書いたのだが、浮気相手の奥様にバレて暴言を吐かれているって素直に信じている。
「ありささん、2枚目を読んでください」思い出させるかのように言った。
付箋で②と書かれた二枚目の紙・・・、ありさは紙を嫌々と広げてみると・・・そこには「借用書」と書かれた文字が目に入った。内容はありさが奥様へ1千万円のお金を借りて返済します、という事が書かれていた。但し、奥様欄は白紙となっており、別の誰かが名前を書けば良い様になっている。ご丁寧に収入印紙も貼られた「日本法令」の正式な借用書だ。ありさの精神状態は普通ではなかった。今のありさには文言や借用書を理解する事が出来ていないだろう、ボールペンを渡し、サインを即すと、素直に・・・呆然としながら住所と名前を書き、拇印を押してしまった。連帯保証人欄は空白とし、あくまで彼女一人の名前だ。
また、年利、返済金額、期日等も一切空白状態だった。書いたのを見計らいすぐさま写メをとりメールを送るふりをした。この時も彼女は呆然とし焦点も定まっておらず、1枚目の手紙を再度眺めていた。彼女の中では元の不倫相手である田中弘に自分が他の男に抱かれてる姿を、奥様と一緒に蔑まされながら見られる事が①の手紙を眺めさせ何も考えれず呆然となっている理由となっていた。
付箋で③と書かれた紙を最後に広げさせて、読ませたが、眺めているだけで全く反応しない、あまりに反応しない為、少し声を荒らげ・・・「ありさ!読んでいるのか?奥様がわからないだろう?声を出して読め!」と言い放ち、一瞬ビクっとなったありさだったが、その後も呆然とした状態で、微かな声を出して読み始めた。
「今から行いビデオで報告する事」と書かれた題名。
内容は、
「今からホテル行き、ビデオ撮影しながら下記の項目を行い報告する事。
① 全裸となり淫乱マンコの毛を綺麗に剃り、ありさ自らマンコを広げ、奥までハッキリと見せること。
② マンコが綺麗になったら、バイブでオナニーしていくこと。
③ この男(※私の事を指す)のチンコをおしゃぶりさせて頂き、ザーメンを絞り取り飲ませて貰う事。
④ この男に、その淫乱な緩いマンコにチンコを入れてもらい、中出しで子宮に注ぎ込んで貰う事。
今日は、以上の4点、必ず行い17時までに終わりの報告をする事。ビデオは明日には確認し、嘘の報告しているなら、そのまま止めている内容証明を送ります」
以上が書かれていた。声を・・・微かに出しながらも読んだが相変わらず呆然としたままだった。駐車場に車を止めたままだったため、そろそろ出発しようと思い再度確認した。
「ありささん、本当に私の奴隷となりますか?止めるなら今のうちですよ・・・?」選択しが無い事を分かっていたが最後に自分の意思で行う事を望ませる為の質問だった。
「・・・はぃ・・・大丈夫です・・・」焦点の合っていない目で呟いた。車は駐車場を出てホテルへ向かった。
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