奥さんの後ろ姿。大きなお尻を目で追いながら奥さんの故意とも思える行動に私自身の秘めたる願望が確実に揺さぶられていた。
目の前の道を車が走り抜ける音に…ふと我にかえりお向かいの駐車場へと。
奥さんの軽自動車、思ったより汚れもなく手際よく事を始め短時間で洗車を終わらせた。
その間奥さんは庭の濡れ縁に腰掛けて笑顔で私の姿を見ていた。
洗車が終わった事を見て奥さんが「有難うございました。こちらで冷たい物でもどうぞ」と声をかけてくれた。
駐車場から庭に入り濡れ縁に腰掛けてると奥さんは「麦茶ですがどうぞ」と氷の入ったグラスに麦茶を注いでくれた。
喉が渇いてた私はグラスの麦茶を一気に飲み干した。奥さんはそんな姿も笑顔で見ていた。
少し話しをしたが奥さんは正座で座り先程の様なそぶりは一切見せずにいた。
やはり私の思い過ごしだったかなと思いご近所の目もあるし長居は出来ないと思い「ごちそうさまでした。そろそろ帰りますね」と。
奥さんはか細い声で「はい」と一言言ったまま俯いてしまった。
少しその様子を見ていたが私もどうしたら良いのかわからずそのまま帰ろうと立ち上がった。その時奥さんが「あの…」と何か言いたそうに顔を上げた。
その顔は何かを訴える様な顔に見えた。私はどう対応したら良いのかと、いろいろな展開を考えた。
ちょっとギャンブル的な展開だったが、勇気を出して奥さんに声をかけた。
「奥さん今からドライブに行きませんか?」。奥さんは「本当?いいの?」と驚いた顔で私の目を見ていた。
笑顔で「奥さんが嫌でなければ」と言うと「私でよければ」と先程の笑顔が戻った。
胸の高鳴りを抑えながらこれからのプランを冷静に考えた。
先ずは待ち合わせ場所を決める。お互い自分の車で移動する。待ち合わせ場所で奥さんを私の車に乗せてドライブに。行き先は後で決めると。
私は軽く汗を流したいから30分後に出る事と待ち合わせ場所を教えた。奥さんは場所が良くわからないと言うので私が出たら後をついて来る様にと伝え家に戻った。
シャワーを浴びながら自分でもよく大胆な行動に出れたなと思った。
ただ、自分の中にある疑問を確かめるチャンスが出来た事に期待と不安を感じていたのも確かだ。
そんな思いの中、何故か愚息は硬く反り返りこの後の期待感に反応していた。
気を落ち着かせ、疑問を確かめる為の小道具をポケットに入れ駐車場から車を走らせた。
途中何度も奥さんの車をバックミラーで確認しながら待ち合わせ場所へと車を走らせた。
待ち合わせ場所は市内のパチンコ屋の駐車場。ここは小規模な店ながら立体駐車場で客は少なく上に上がるほど車は止まっていない。
最上階はまず止める客はいないので待ち合わせにはぴったりな場所だ。
以前興味本位でここに来た事があるのだが運がよければちょっとしたハプニングに遭遇出来る場所でもある。
無事に駐車場に到着し車を横並びにした。
奥さんは車を降りて笑顔で私の車の助手席に座った。
私が「何処に行きましょうか?」と尋ねると「お任せします」と。
「じゃあ新鮮な空気でも吸いに行きましょう」と言うと「はい」と嬉しそうに答えた。
道中楽しそうな彼女に「もっと奥さんの事知りたいな」と話すと「はい」と。
「何でも教えてくれる?」と聞くと顔を赤くし下を向いて「答えづらい事は聞かないでね」と。
名前は明子、年齢49歳、身長155センチ、体重?キロ スリーサイズB?W?H?。予想通りの答えだった。
そこで提案した「質問したらまずじゃんけんしよう。明子さんが負けたら絶対に正直に答える事」。
「じゃあ私が勝ったら答えなくていいのね」と笑いながら受けてくれた。
「これで明子さんのすべて聞けるね」と笑いながら言うと「えっ?どうして?」と。
そんな声を無視して質問開始。
体重60キロ スリーサイズは過去データながらB88、W60、H92。
他県出身、女子高卒、お見合い結婚、男性経験は一人、浮気経験なし、5年以上レス。一人で慰めた経験あり。
ちょっとずるい手だったけど明子さんのいろいろな事を聞き出せたが明子さんは下を向いたまま黙りこんでしまった。
気まずい空気が流れ失敗したかなと思いつつ「明子さんの事いろいろ聞けて嬉しいよ」と声をかけると「恥ずかしい」と言って又下を向いてしまった。
その姿に私の疑問は必ず解かなければと又気持ちが高ぶってきた。
そして目的地の森林公園に到着した。
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