部屋に備え付けの浴衣を付ける。
私の胡坐の上に、夏子は身を落とす。
私は両手を、夏子の腹の上で合わす。 その上に夏子の手がかぶさる。
「静かだね―」
「これで いいの」
また無言。
私の手が動き出す。 夏子の浴衣の前を、拡げる。
太腿と太腿が合わせ逢った場所に、量は薄くはなったが元気な毛が、夏子の肩越しに見える。
「秀さん
お尻のところが ムズムズ するよ」
私の物が、肩越しに見える黒い毛に刺激され、膨らみ始めたのだ。
私はなおも夏子の浴衣を左右に拡げる。 臍の下の白いふっくらとした腹が見える。
夏子の太腿を持って、拡げる。 その拡がった処へ指を入れる。 指を出し入れしたり、中の肉壁を掻く。 夏子の中はもう、グチャグチャだ。
「ううーん
またー また 気持ち良く なっちゃうー」
裸の両脚を、つっぱらす。
もう一度指を入れる、その時部屋の電話が鳴った。
(いい 時なのに)
昼食を部屋に運んでいきたいとの、連絡であった。
時計を見ると12時になっていた。
電話はホテルの配慮か・・・。
浴衣の裾を直して、昼食を待った。
<つづく>
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